ネタバレ・感想あり王弟殿下は転生者を溺愛する【SS付】【イラスト付】【電子限定著者直筆サイン&コメント入り】のレビュー

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とても好み
ネタバレ
2022年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前世の事故後、目を覚ましたら異世界の令息になっており、出仕して前世の記憶を用いて活躍するというところまではよくある異世界転生のお話だなと思っていました。
でも転生した本人と相手がこんなにも等身大で向き合ってるのは、過去読んだ作品の中でもなかなか見ないです。リオンもオリハルトも過度に持ち上げられることなく、叱咤もするし涙も流す。しかも、それぞれ泣いた時の理由がグッときます。攻めも受けも愛おしい。とてもいいところで終わっているので、新規事業のことも含め2人の今後がとても楽しみです。
あとがきに書かれていたこと、ぜひ続編として読みたいです!!リオンが取り合いにならないわけない!笑
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まぁ確かに溺愛ではある
2025年6月7日
表紙含めて223ページ。
階段から落ちて、異世界転生したらしい記憶を思い出し、今世の記憶や性格が食われてしまった設定。
ご都合主義な展開はよいのですが、王弟に対して言ってること自分にも当てはまるよね??一体何が書きたいのだろうと感じました。
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偉そうな転生者
ネタバレ
2024年12月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 王弟相手に何故かこんなに堂々としている主人公。王弟殿下はなんのしがらみもなく自分と向き合ってくれるのが嬉しくて本気になってしまう。いやいやそれでもこんな可愛げのないヤツ嫌だなー。自分は転生前の人格が強いから、はっきり物を言うタイプで嫌われることも多いから、とか開き直りが酷くないかい。粗野というより横柄で不遜だし。王弟殿下にも強気で平気で袖にする。いや、この世界では侯爵家の次男なんだよあなたは。兄にもそう諭されてたな。オリハルトのことは不誠実で臆病でデキることを隠すなんて勿体ないとか、ちゃんと矢面に立て、とか要求するのに。自分だって経理の発案とか部署全体でしたことにしたり、面倒なことになるから避けてたこと多いじゃん。オリハルトが自分に構ってきて最初から好かれてるのが分かってるから優位に立てて甘えさせてもらってるだけなのにズルい。ハッキリキッパリクールなのかと思えばけっこうグダグダ考えて抜けてることも多いし、ファーストキスにこだわって恋愛面にうぶいのもあんまり好きになれなかった…。オリハルトはわりと好きなキャラなんだけど。恋愛じゃなくて言いたいことを言い合える友情とか相棒的なコンビのままの方がすっきりした。あ〜ダメだ主人公に対してのイライラが収まらない!オリハルトは国王夫婦の両親を亡くし、兄の婚約者も亡くなり、国王たる兄も大病にかかり、直系王族は自分しかいない状況で兄王に代わり政務を行ってきたんだよ!国の危機だよ!よく乗り切ったよ!そりゃ彼を担ぎ出したい輩もでてくるのも無理ないよ!彼らだってオリハルトの治世を諦めきれないよ!それでもお兄さん大好きで!王の器は自分ではなく兄だと分かってるし!自分は弟であると身を引いて!国をいいように操られない為に優秀であることを覆す必要があるからこその放蕩者の振る舞いなんだよ!!状況整理もできない、考えも足りないくせにオリハルトに文句言うなよ!あっちこっちに気を遣い自分を犠牲にしてるオリハルトが不憫…。もっと癒してあげてよ…。
最後まで読めませんでした😔
ネタバレ
2023年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の性格がよくないというか、他人下げ自分上げで他人にはすごく厳しいのに自分には言い訳をつけて甘やかしている人で、ちょっと苦手なタイプでした。
なぜ地位も実力もある攻がこの受に対して下手に出てくれ続けるのか、都合がよすぎでは…。
途中から、主人公の思考の描写に目がすべってしまい、読み続けるのが難しくなりました。申し訳ありませんがリタイアです。
腐女子が好きそうな思考な受けだなと
ネタバレ
2022年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 典型的な腐女子の、所謂オタクの理屈をこねくり回した主人公だなって思いました。
さばさばしてて、はっきり物を言えて、理解力もあって分別もある。
まるで典型的な腐女子の理想像。
生き急いでるような真面目さも垣間見え、人を傷つける言動や思考をする時は、きっちり言い訳(線引き)してから、ばっさり切る。
現代の腐女子やオタクが好きそうな思考です。
正に現代の好ましいだろうなという人物像と、
適度に理解力あるという器の広いところを見せ、腐女子受けする感じの受け。
やや狙い過ぎな感もします。
あとなんだろう。主人公の嫌いだと公言するタイプ=主人公そのままの裏の姿じゃない?と私は感じましたね。同族嫌悪じゃん。
言動が一致してない。過度なほど嫌いだとはっきり物を言う癖に、行動がそれを裏切ってますよね‥‥。
仕事を手を抜いたり、馴染もうとする形だけ装って馴染む気さらさらなかったり。
理解力ある体で言い訳ばかりで、言い訳で線引きして、主人公が自覚していない部分=貴方(主人公)が嫌いなとこだよと。
主人公の都合の良い言い訳で、何度もくどくど線引きされまくると恋愛に発展する前に萎えてくる。
しかも「好き嫌い分かれる性格だから」という言い訳を何度も重ねて線引きするのは、
主人公のずるい部分だけでなく、好き嫌い分かれそうな主人公だからだろうなと作者の思惑も透けて見えて、読んでる途中でげんなりしてしまいました。
「好き嫌い分かれる性格」「自分の価値観はこうだから」を免罪符に、分別も理解力もある体でしっかり線引きして前置きに言い訳しつつ。
攻撃性のある事を自己都合の言い訳で正当化しているのは「やれるはずなのに、やらない人間」とどこが違うのか教えて欲しい‥‥。そのアンバランスさに別のコンプレックスが見え隠れしていて。
あまりに主人公の言動が一致しないので、読んでてモヤモヤしました。
おそらくわざとそういうアンバランスな主人公にして、起承転結と物語のバランスを作りあげて主人公達の成長を魅せさせるようにしているのでしょう。
作品は上手く纏まって、面白いと思います。
多分、腐女子はハマる。そんな腐女子ウケのよい主人公達です。
でも都合良すぎというか、理想過ぎというか、綺麗過ぎというか。
主人公のキャラが狙い過ぎていて、綺麗にまとめよう感がちょっと過剰。
色んなものが透けて見える作品でした。
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