ネタバレ・感想あり女伯爵アンバーには商才がある!のレビュー

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買ってよかった
2025年1月4日
とにかく買ってよかった読んでよかったと思う作品でした。主人公のアンバー 人の言葉に雁字搦めになっているのに、人を思いやることから発想した仕事をどんどん成功させていき最後には愛する人に愛されて自分自身も幸せになった。人がみんなこうして生きられたら不幸な人なんていなくなるんじゃないかなぁと思える作品でした。
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大好きなお話
2024年10月19日
ヒロインとヒーローの恋愛は、熱々とか溺愛とかみたいな派手な激しい系ではなく、ゆっくりと芽生えて自然と育っていくような穏やかで温かい恋愛で、読んでいるときも読後も、じんわり、しみじみと「ああ、幸せになってよかったねえ~」ってほっこり幸せな気持ちになれます。

この作家さんのストーリーって一見恋愛要素がなさそうに見えるのに、でも読んだらどのお話にもしっかり恋愛要素があるんですよね。

ほっこり、ほのぼの、温かい系恋愛。
遠赤外線みたいな、周りもじんわり温かくなっていくような。

この作家さんのお話が大好きです。
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アンバーと支えてくれる方達
2024年6月25日
アンバーの元夫の浮気から広がった新しい人生。災い転じて福となしたアンバーは支えてくれる使用人一同みんなで会食してお祝いするところとか読んでいて楽しかったですね。後半はクリスティアンの過去のお話や使用人皆様のサブストーリーも素敵でした。さすが守雨先生。もっともっと読みたいし、たくさんの方に読んでいただきたい本です。
一人の女伯爵の伝記のよう。
ネタバレ
2024年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ はじめはダメ夫と離婚してアンバーが女伯爵として商才を発揮していく痛快系の話だと思っていたけど、それだけではなかった。強く逞しく美しく、周囲の人が幸せになれるよう手を差し伸べるとても魅力あるヒロイン。でもそれは辛い子供時代、結婚生活があって、それをクリスティアンに出会い愛されることで乗り越えたから。仕事は順風満帆で家族にも恵まれ、ようやくたくさんの幸せを得ることができた。「生きてこそ」とはなんとも重くそして誰にでも当てはまることば。読後、心地よい余韻の残る作品だった。
19世紀後半イギリス小説のよう
2024年1月15日
ライトノベル、令嬢ものはやはり子供向けで語気やインパクトの強い言葉遣いや大袈裟な表現が多いと感じていましたが、今作はまるで19世紀後半のイギリス小説を読んでいるかのようでした。表現がキツくなくわざとらしさもないけれど空気感や情景がありありと浮かび素晴らしい表現力のおかげで、その世界にいつの間にか浸っていました。私のイメージでは19世紀末から20世紀初頭のイギリスで自動車はまだ一般的ではないくらい。ダウントンアビーのシーズン1くらいのイメージでした。ゴージャスなドレスも多いようだし、設備的にももう少し古い時代かな?この頃のイギリスはじわじわと女性の自立が始まりつつある時代で、まさにアンバーの立ち上がる姿が重なった訳です。
イギリス小説のようだと感じたのは恋の話やちょっとした事件も散りばめられている点です。魔法で屋敷の壁が破壊されるような大事件はありませんがハラハラするような場面や心配事もなくならず飽きさせません。ライトノベルでこの空気感を楽しめるとは思っていませんでした。作中の絵本屋さんのようにこの作品から本格的な小説を読んでみたくなったり、興味が広がる方もいたらいいなと思う良作でした。
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ザマーだけで無く愛も溢れてましたね
2023年9月5日
初めはザマー物?かと思ってたのですが後半からは愛が溢れまくってましたね。
なんとも幸せな気分で終わらせてくれた物語でした。
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生きるヒントをくれる
2023年1月4日
この方の本は、いつも、女性にも社会的な枠にはめられた生き方だけでなく、自由に自分の人生を切り開く力があることを教えてくれます。人生の限られた時間をあきらめて我慢して投げ捨てるのではなく、努力すれば変われることを示してくれています。なかなか主人公のような才能はないなと思いながらも、自分も何か生き方を変えてみたいと思わせてくれる本です。
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文体は脚本調
2025年1月13日
値下げ価格で買いやすかったので読んでみました。内容はとても面白いストーリーでした。ただ、文章がネット小説によくある、脚本やあらすじを読んでいるかのような情緒に乏しいものでした。そういうのが気にならない方は楽しめると思います。さっぱり簡潔なストーリーテリングです。
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出会えて良かった
2025年1月12日
家格を上げたい父親の欲深さから政略結婚させられた伯爵家の一人娘アンバーが人として男として領主としてダメダメな侯爵家のブランドンが侍女と逃げ出して…離婚。両親・元夫に縛りつけられていた我慢するだけの人生の苦しみから解放され、やっと自分らしく溌剌と『生きる』様子がとても上手く表現された素晴らしい作品。
貴族の娘は両親・嫁ぎ先に縋るだけでしか生きられないかのような時代に泉の如く湧き出る…次々と生まれるアイデア~商売に成るまで、悲しみ苦しみの中にいる人々を我が事のように救う聖母のような人柄、両親から受けた心の傷を必死に隠しながらも前へ前へ前進するのみ!と生きる様に拍手。ただ、イラストは貴族なのに気品が感じられず、大人なのに子供にしか見えず、子供なのに丸みある幼さが感じられず、残念…。
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作者買い
ネタバレ
2022年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今作も最初から最後まで面白く読み進めました。親が実の子に呪いをかけるって実際にありますよね。毒親まではいかないにしても毒親一歩手前の親は割といるように思います。この作者さんの作品は主人公が賢く心根が優しいので好きです。少し残念なのは挿絵。嫌いな絵柄ではないけど、美丈夫とかガタイが良いという描写なのに絵からはそれが読み取れず違和感。あと、読み始める前の人物紹介で先が少し読めてしまうので、続編ならともかく人物紹介は必要ないと思います。
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お嬢さん
2022年12月30日
服とか自分磨きって自信を持つためのものだから良いよね〜自分自身の気持ちはなかなか思い通りにはいかないよね。
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ある女性の伝記
2023年1月3日
結婚してつらかった人生からの、前夫と別れて自由を満喫して新しい出会いの後の幸せな人生の伝記でしたが、残りの半生が報われてよかったです。
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