ネタバレ・感想あり三度死んでも君がいいのレビュー

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地獄の底まで
ネタバレ
2025年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何度も人生をやり直しているけど不眠症を持ち、上手く生きられない受けが辛いです。攻めの存在も怖いけど家庭環境にはゾッとしました。
攻めを恐れる受けと受けを執拗に追いかける攻めのやりとりが謎解きみたいで面白かった。段々と判明してくる攻めの苦しみも受けの戸惑いもニオの存在も切なくて、純粋で重い答えが出た時も当たり前な朝にも泣けちゃいました。挿絵もカラーイラストも綺麗でカッコよかったです。
いや〜!作者さんの文才に拍手!!
2024年1月31日
初めての作家さんでしたが文章がお上手で、時間の許す限り読み耽ってしまいました!タラシ気質な受けと、ほぼストーカーの攻め、そしてループ物という擦られまくった設定なのに、最後の方までシリアスな雰囲気で飽きる事なくハラハラさせてくれます。少し仄暗い愛を上手に執筆されるので、自分のメンタルが元気な時に読まないと引きずられる可能性があるなと思いました(笑)
作者買い
2023年2月4日
谷川先生の作品はなんと言ってもキャラクターが魅力的ですね。受けが大好きで、でも経験のある受けに嫉妬する攻め。可愛くていじらしい受け。可愛くて可愛くてしょうがなかったです!!!そして、自分は攻めでも受けでも相手に「いい子」と言うシチュが好きなので、谷川先生の作品は前作も今作もそれが摂取できて嬉しいです!これからも谷川先生のお話が読めることを楽しみにしています
おもしろかった
2023年5月6日
ループものです。
登場人物全員ミステリアス。
この作品最後までメリバかハピエンかわからなくて気を抜けずに読み終えました。
本当は誰が味方なのか、なんのためにループしてるのか。
ネタバレなしで書きたいのでここまでにしておきますが、この作者さんのもう一作の僧侶のデビュー作の試し読みでやめてしまった人はこちらの作品手を取っていただきたいです。

自分もこちらがおもしろかったので試し読みしてきたのですが文体もまったく別人だし、びっくりしました。
苦しんだ先に見えた光
ネタバレ
2023年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルやあらすじから感じたように重かった、けど光が見えてホッとしました。
生きる事の底辺にいる縁、そんな縁の様子がしんどい。救いの友達も転勤になり職なし宿なしのピンチに。そこに前の2回の人生で縁を殺した誼が登場。この誼が怖い。
出会ったのは高校時代、その頃から縁への執着をみせるけど何を考えてるか解らない。
そんな誼と同居する様子は軟禁、上下関係もできてるしこれじゃ恋にはならないと思う。そこに誼の従兄弟の弐生が訪ねてくるように。この3人って同じ属性なのかも。
でも愛された子とそうじゃない子は違う。縁だけじゃなく誼もずっと焦ってたし結局諦めた。ても同じ立場になって縁は誼の気持ちに初めて寄り添えたし、素直に想いを伝えられたんだと思う。それが誼にはどれだけ嬉しかったか。
2人が向き合っていけるなら、愛し愛され生きていく未来があると思う。ニオって強い味方もいるし。
ずっとしんどかっただけに、光が見えた時に心底安堵しました。
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作家名: 谷川藍 / 苑生
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 心交社
雑誌: ショコラ文庫