このレビューはネタバレを含みます▼
花と母の知人きみこさん、そして、2人の少女。
犯罪者となったきみこさんの事件を知り、過去の記憶にさかのぼる。
お金を稼ぐということ、少しでも居場所が欲しかったこと、いつもお金を搾取される側にいる理不尽な環境。
世のなか不公平なこともあるけど、どん底なりにぬけだそうと頑張っていきて、その先にあるそれぞれの人生があまりにも、過酷で、壊れていくのがなんとも言えませんでした。なぜ黄色なのか・・・はじめはわかりませんが、途中からそこにこだわる花の考えも入り、まさに表題にふさわしいかなと思いました。