ネタバレ・感想ありもう恋なんてしないと決めていたのに、天才外科医に赤ちゃんごと溺愛されましたのレビュー

晴日青上原た壱

(3.3) 4件

(5)

1件

(4)

0件

(3)

2件

(2)

1件

(1)

0件

レビューを書く

購入はこちら

無料立読み

並べ替え:

速い画家さんさん

(女性/40代) 総レビュー数：2212件

なんて臆病なヒーローだろう

ネタバレ

2025年6月30日

このレビューはネタバレを含みます▼ 自分が親からの愛を受けずに育ったせいで、自分には恋愛も結婚も必要ない、出来ないと思い詰め、4年前はヒロインに偽装恋人をしてもらい、本気になってしまい手を出して激しく後悔し、翌朝にはヒロインを突き放すという酷い仕打ちをするヒーロー。本気で愛してるからこそ、ヒロインには幸せになって欲しいと突き放すって、かなり臆病で歪んでる。4年後は、今度はヒロインに偽装結婚を持ちかけて、でも我慢できずに最初に一度手を出してしまうし。偽装などと言いながら、スキンシップはするし。子供に関しても、分かってるのに、聞くのが怖いとか、ヒロインが話し合う決意をしているのを察すると、別れ話になるのが怖いと、今度は帰らなくなるし。本当、とことん臆病ヒーローである。
一応、両親にヒロイン達を紹介するものの、やはり冷え切った関係で。ヒロインから逃げ続けた結果、事故に巻き込まれて死にそうになっているヒロインと直面し、初めて、手術の怖さを思い知ったヒーロー。ヒロインを失う恐怖と闘いながらの手術であった。ヒロイン弟には責められるも、それでもヒロインを助けられるのはヒーローだけだから、頭を下げるヒロイン弟。
手術が成功し、初めて自分の想いをヒロインに告げ、懺悔しながらも、愛を告白するヒーロー。
その後は、子供にパパとして受け入れられるかという試練があるが、あっさりと受け入れる子供である。
番外編はヒーローと子供の初めての二人のお留守番で、距離が縮まる二人であった。