ネタバレ・感想あり戦火のオートクチュールのレビュー

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非現実的な妄想歴史歪曲小説
ネタバレ
2023年4月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャラに魅力なし、ミステリーの真相はしょうもなし、なんの感慨もない素人の歴史がこうだったらいおのにな!的な妄想小説です。同盟国とはいえ日本の一外交官が当時の国家元首ヒトラーと面会?外務大臣じゃあるまいしそんなことできるわけない。さらに、都合よく娘の恋人は反ナチで娘も含めて一緒にヒトラー暗殺?当時の時勢でそんなことに関わったらどんなことになるか、少なくとも娘を巻き込んだりするわけがないし、日本は既にアメリカとの戦争が泥沼になってソ連との開戦も現実味をおびてきていた時期に国益を考える外交官がヒトラー暗殺にかかずらってる暇などない。お母さんの友達で一緒に祖母の謎の過去を追う大学教授は日本語もドイツ語もフランス語もペラペラで、恋人の内務省高官が私的に手助けしてくれるとか、どんだけご都合主義?350ページ近い作品なのに中身がぺらぺら。さらに、主人公も主人公の祖母も、ココ・シャネルもみんな同じトーンって、江戸乱歩賞までもらったプロの作家としては人物描写ヤバすぎますよ!
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