ネタバレ・感想あり罪も罰も棘も蜜ものレビュー

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歳の差Love
ネタバレ
2024年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ すっごく良かったです◎受けが天然で可愛い〜◎不憫な生い立ちの受けが攻めに引き取られて、大事に大事にされるシンデレラストーリーでした。おじいちゃんと別れるシーンで涙。イジワルな子は出てきますが、最初こそ心配でしたが、コミカルタッチなので笑えました。お屋敷の人たちもみんな優しいんですね。イラストも素敵で読後感良くて大満足です。全232頁
静かだけどとても甘~い
2023年7月17日
yoco先生の絵に釣られて…yoco先生の描く軍服姿の攻め最高じゃあ。ちゃんと黒髪短髪の硬派な軍人さんなの嬉しい。日本を舞台にしたであろう時代物なのに軍服金髪とか長髪なの非常にモヤる派なので。そしてキャラも最高。高貴で紳士的で、でもちょっとずれている可愛らしいとろもあって、両片思い中の滲み出る受けへの溺愛からの両思いになりほとばしる溺愛最高。
受けも健気で儚くて可愛くて最高じゃあ。

絵で連想される通り戦争は絡んでくる時代ですが、それによって物理的に二人の中が引き裂かれることはなく、攻めが大怪我したりもしない優しい物語です。
不憫な生い立ちの受けですが、攻めの周りの温かな人々に可愛がられ美しく愛らしく成長していきます。
当て馬的な子もキャラが立っていていい味出していました。
贖罪の証
ネタバレ
2023年6月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分を庇って戦死した部下の忘れ形見を引き取った青磁と孤児の白澄、時がたち養子になり相思相愛に。隣家の令嬢喜和子の結婚式の甘々な二人に癒される、おめでとう!
溺愛
ネタバレ
2023年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けは女の子みたい?幼さがあってずっと子どものままのイメージが抜けなかったかも。でも健気で儚げなところは良かったです。接吻をねだって頬にされた場面、攻めが舌打ちするとこ含めて好きです。攻めに気づかれないように泣きながら部屋を去るのがいじらしい。意地悪な女の子が出てくるけど受けのアシスト役になってて何だか憎めない…しかし最後まで意地悪ではある。
全体的に安心して読めるとは思います。
辛口です。
ネタバレ
2024年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 白澄のキャラが幼すぎますね。父親の上官である青磁の家に引き取られていったのはいいとして、最後まで青磁に対する言葉づかいがあどけなさすぎるタメ口だしJK風なのが気になりました。時代的にも17歳過ぎであの口調は痛かったです。身も蓋もないけど、白澄は女性キャラで良くないか?ってなりました。
対する青磁は、終始丁寧にですます調。誰に対してもジェントル。ただただ良い人。
本編で一番キャラがたったのは喜和子じゃないでしょうか。青磁にずっと思いを寄せていたけれど、結果的に白澄の気持ちを汲みとって背中を押してあげるナイスキャラでした。私は嫌いじゃないです。
なんなら終盤まで白澄と喜和子のやりとりが続くので青磁の存在が薄いです。そのせいか青磁の急なラストスパート感が否めないです。本編に青磁目線がもっと有れば執着具合が分かったのに勿体なかったです。

全体的にアッサリ。
白澄が身を引こうとひっそり家出するシーンは確かに切なかったですが、それさえ青磁にあっという間に回収され帰宅でした。あー、やっぱり青磁目線が欲しかった。

軍人、制服、大正ロマン、儚げ美少年、そのうわずみをBL にしてみました‥‥ってお話でした。
作者さん後書きで名前を出されてた『はいからさんが通る』に強くインスパイアされたんでしょうね。

yocoさん画の美しい表紙と挿し絵が見れたのは良かった。
二人きりの教会のカラー絵、いかにもyoco さんで素敵でした。
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作家名: 弓月あや / yoco
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 二見書房