ネタバレ・感想ありサエズリ図書館のワルツさんのレビュー

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作中で貸し出した本のややネタバレをします
ネタバレ
2024年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙の書籍が希少になってしまった世界の物語。私はレビューのタイトルにもしたその本が、あ、実際にある本だ自分も持ってる、と気づく段階が楽しく嬉しかったので、同じく味わいたい方には邪魔なネタバレになりそうです。その本への割津さんが紹介した言葉も印象的だった「遠くまで飛べる」。この小説のコミカライズでは題名がそのまま登場してたから立ち読み部分でネタバレできます。M.エンデ。登場人物に岩波さんという名も出てましたっけ。
あとがきにもある通り、手に取れる重み質感への愛着、紙の本への愛情ゆえに生み出された作品という感じでした、やはり作者さんのこういう表現が好きだなという文章にも出会えました。
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