ネタバレ・感想あり没落令嬢のためのレディ入門のレビュー

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ジェーン・オースティンの世界へ入門編
ネタバレ
2024年1月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ↑と、言いつつオースティン、読んだ事ありませんw映像作品のみ「いつか晴れた日に」が1番好き!本書も厳格な階級社会の中、切実に選ばれなければならないキティの結婚ストーリー。P126から俄然面白くなる読者は怯まないキティに伯爵曰く"勇敢な生き物"に惚れる!「名誉と贅沢が許されるのは裕福な人だけです」の後は〜もぉっ完全に惚れた!P316「ただ選ぶのよ」P355「"想い"は"必要"より、そんなに大事なの?」等々、唸る言葉の数々、、、伯爵との飾らないやり取り結末は分かっていても楽しめる爽快感のあるヒストリカルロマンス良かった!紙書籍で
後半が良い
ネタバレ
2023年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 309ページ、挿絵なし。妹たちと住まいを守るために親の残した借金を完済するべく、玉の輿を狙うヒロイン。とにかくパンチがあった〜!ヒロインは、自分の家族さえ良ければそれで良いというように見えるやり口で、周囲に止められても脅されてもめげない負けない。妹にもたまに辛辣でした。はじめの100ページくらいは何度も脱落しそうになりました。しかしそのあとのヒーローとの会話は読んでてとても気持ちよく、記憶に残るシーンもいくつかあり、ヒロインが自分を省みることもあり、最後まで読んでよかったです。私は求婚のシーンと手袋のシーンが特に心に残りました。この物語のヒーローとヒロインらしいなと感じ、すでにそのシーンは何度か読み返したくらい好きです。頑張ってきたヒロインなだけに、ハッピーエンドでほんとに良かったなといつもより思いました笑。
色々と気になる点は残ったのと(妹のスピンオフを読みたい)、最初の100ページのしんどさがあったので☆-1にしています。
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