1巻のみ。ヒロインはまとも。ヒーローの思考が猫至高でぶっ飛んでる。猫になって溺愛されつつ、傍若無人な犯人を追及し、事件を解決に導いていく、そのいずれのストーリーラインをも両立させていて、とても楽しく読める。呪いが浄化に転じる特性の妙、ヒロインが皆に認められていく過程(あるいは、認められていたことがわかる過程)、二人のイチャイチャ、さまざまな面を上手に描写していて、上手いなと思いました。それにしても、猫になって正体を隠しつつ溺愛されてしまう系の物語、かなり多いのね。もうそれだけでジャンルになりそう。