このレビューはネタバレを含みます▼
この本で初めて「高学歴発達障害」なるものを知りました。つまり普通の発達障害に高学歴がプラスされると、一層周りとの葛藤が激しくなるものです。
確かに今の学力試験はコミュニケーション能力を必要としません。暗記と論理的思考力があれば合格できます。逆に人付き合いの良い人は、それに時間を取られて試験勉強に集中する時間が少なくなります。
大学に入ればゼミやサークルでコミューション能力が要求されるので。発達障害の人が困るのは分かります。
本書が奨めるように適材適所、その志向と能力に合わせて進路を設定するのが最も良い方法だと思います。