2024年に大河ドラマがあり詳しく知ってみたいと思い読んで見ました。知識無く読むと登場人物とかが分からず難しいと思いますが大河ドラマを一通り見ていたので非常に流れが分かりやすく読む事が出来ました。本の内容は、全体的な貴族の生活の内容の紹介でなくまず日記とはから始まり代表的な3人の立場や心情を詳しく解説している書物でした。意外と興味深かったのは藤原道長「御堂関白記」のその後の行方(誰にどうやって渡っていった)でしたね。他にも、藤原成行「権記」では現代日記に近い心情もよく描かれていたり、藤原実資「小右記」は後世残るような大傑作を作るように作られていたりとそれぞれ3人とも日記に個性が表れていてその人を知れて面白かったです。