ネタバレ・感想あり平安貴族とは何か 三つの日記で読む実像のレビュー

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面白かった!
2024年12月12日
2024年に大河ドラマがあり詳しく知ってみたいと思い読んで見ました。知識無く読むと登場人物とかが分からず難しいと思いますが大河ドラマを一通り見ていたので非常に流れが分かりやすく読む事が出来ました。本の内容は、全体的な貴族の生活の内容の紹介でなくまず日記とはから始まり代表的な3人の立場や心情を詳しく解説している書物でした。意外と興味深かったのは藤原道長「御堂関白記」のその後の行方(誰にどうやって渡っていった)でしたね。他にも、藤原成行「権記」では現代日記に近い心情もよく描かれていたり、藤原実資「小右記」は後世残るような大傑作を作るように作られていたりとそれぞれ3人とも日記に個性が表れていてその人を知れて面白かったです。
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平安貴族も実は大変だった
ネタバレ
2023年10月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ イメージとして平安貴族と言えば、和歌を詠んだり蹴鞠で遊んだりと出自と身分に頼って遊び暮らしていたと思いがちです。しかし、やはり政治や実務、派閥争いと結構大変な仕事をこなしているのが本書で良く分かります。
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作家名: 倉本一宏
出版社: NHK出版
雑誌: NHK出版新書