このレビューはネタバレを含みます▼
ヒロインのダメ嫁設定みたいなのも苦手だけど、
少なくとも2巻の鬼ヒーローが弱過ぎなくせに
傲慢でドン引き。
蜘蛛が化けた偽の姫のお世話係になりベタベタ触らせてヒロインを不安にさせておいて、自分からは触ってないから安心しろみたいなピント外れな宥め方にイラッとした。
ヒロインは幼稚だからそれで納得してるけど、
拒絶できない立場でもないのに、
そんな言い訳通用するか!怒
逆なら嫉妬するくせにズルい男よね。
しかもその偽姫の妖術?にハマって
ヒロインを忘れた挙げ句、酷い言葉で傷つけたり泣かせたりするなんて最低最悪!
トドメは、狐の妖のお陰でやっと記憶を取り戻したのに、またヒーローが攫われた挙げ句、
さんざん傷つけ泣かせたヒロインに助けてもらうなんて、ヒーローとしても夫としてもポンコツ過ぎて見せ場なし。おまえがヒロインか。笑
とにかく、2巻はヒーローを筆頭に身内キャラが
ヒロインばかりに頑張らせてはヒーローが何度も不安にさせ泣かせる展開が不快。
なのに、このポンコツ鬼ヒーローには誰も本気で怒らないのもモヤモヤしたわ。
ヒロインもチョロ過ぎ。
せめて、ヒロインを奪うような包容力があって強力なライバルがいたらよかったのに。
ヒーロー夫にだけ都合のいいお話だったわ。