ネタバレ・感想あり親ガチャの哲学(新潮新書)のレビュー

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皆が生きやすい社会にするために
ネタバレ
2023年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 具体的事例を用いつつ、心理の話や人間の考え方などといった幅広い視点から分析して解説している、わかりやすい内容の書籍だと感じました。「親ガチャ」という言葉自体が現代社会に広がっている背景を学びましたが、これを決して若者による責任転嫁の表現文化として決めつけるのではなく、現代を生きる人々全員が見つめ直し皆が生きやすい社会をつくっていくためのきっかけとして、捉え直す契機にする必要があると思いました。自分の人生を生まれる前から事前に決定することは不可能ですが、せめて生きている最中の本人の努力はちゃんと報われる世の中になってほしいと思います。
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親ガチャとは言わない階層
ネタバレ
2023年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親ガチャとは決して言わない社会層はあります。自己責任の努力主義。だから、その社会層は保たれています。要は「置かれたところで咲きなさい」が最も良い方法かと。
本書はその辺りの機微を哲学や社会学を駆使して論述しています。
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