このレビューはネタバレを含みます▼
北の寒村から都へ。性、名を偽り宮女として宮廷に入り込んだ永雪。父の死の真相を知りたいと勇んできたけれど具体的に何かできることがあるのかと悩んでいたところに出会った飛天。彼により、男と知られるものの、真相に近づく為のとっかかりを掴みます。腹に一物あるのは永雪も飛天も同じ。けれども、向いた方向は同じ方を目指しているようで。協力体制をとった事で、父の死の真相を掴む事が出来たのでした。テンポよく進むも、今のお上のあり方に憂慮するものたち。今後の展望を話す2人の姿に続編、期待しております。偽りの華を大きく咲かせて行く過程を読みたいです!