嫉妬という感情を論理的かつ客観的に掴みたいと思い手に取りました。
誰にも見せたくないし自分でも認めたくない感情の1つに「嫉妬」があります。それは「羨望」とは似て非なるもの。嫉妬と羨望のニュアンスの違いは何となく分かりますが、その「何となく」を言語化されると妙な納得感があり腑に落ちました。
嫉妬とは自分の利益にならないばかりか、たとえ自分が損を被ってでも相手を許すことができないという非合理な感情。本当に厄介です。しかも正義や平等に嫉妬はつきものとあり心当たりがありすぎて笑ってしまいました。
この本を読むと嫉妬は至る所に潜んでいてもはや避けられない。私は決して嫉妬深い人間ではありませんが自分や他人の嫉妬に掻き乱されぬよう上手に生きていきたいです。