このレビューはネタバレを含みます▼
柿は秋の味覚の代表的な果物として有名であり、旬の時期になれば食べる機会が多いのですが、それ以外の季節に食べることはまず無い状態であるため、柿ジャムや柿酢など、取り上げられている活用術を駆使すれば秋以降もより長く楽しめるということを学べたので良かったです。また柿渋が布の染色にも使えるという話は、自分としても興味深かったですね。さらに使える部分は果実のみならず、例えば木の葉であれば集めてお寿司に使ったり、紅葉もお茶にするという方法があるというのは知りませんでした。無駄な部分をなるべく出さないSDGsのひとつの考え方にも合致しており、柿は本当にすごいと思いました。