ネタバレ・感想あり無能と蔑まれた令嬢は婚約破棄され、辺境の聖女と呼ばれる~傲慢な婚約者を捨て、護衛騎士と幸せになります~のレビュー

(3.4) 5件
(5)
2件
(4)
0件
(3)
1件
(2)
2件
(1)
0件
身分違いの恋かと思いきや
ネタバレ
2025年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 令嬢と護衛騎士としての二人。想いが通じ合うも言葉にする事は許されず。
亡き母親の忠告の言葉を忘れて祖父の用意した婚約者候補達の中から顔がいいだけのクズを選んでしまう。
さらには父親には魔力を封じる耳飾りを贈られて身につけるようになり貴族としては魔力が少ないと判定されてしまいダメ令嬢のレッテルを貼れる。婚約者も年々と傲慢になりクズさが増していき家族からは疎外され、婚約者には傲慢に扱われその家族達には見下され、婚約してから8年苦しい日々を送ってきたヒロイン。自尊心も底辺まで削られていて。ヒーローがヒロインに想いを寄せていると悟った婚約者は平民ヒーローが出来ない贅沢な数々をヒロインを連れ回しマウントを取る。必死にヒロインを守ろうとするヒーローだが、ヒロインが自分はクズ男の婚約者だからとヒーローを突き放した事で心が折れたヒーローは辺境の地でいつかヒロインが来るまでには魔物を出来るだけ減らし命を散らそうと考えていて。そんな死にゆくヒーローを必死にヒロインは止めて想いを告げようとするがヒーローに言ってはならないと突き放されて涙にくれる。そしてパーティーで辺境をバカにし辺境の民が死のうと関係ない、挙句にはヒーローの死を望むような発言をした婚約者に心底軽蔑したヒロインは婚約者に淡々と言い返し激高した婚約者から婚約破棄を告げられて喜ぶヒロインは喜んで婚約破棄を受け入れる。そして耳飾りが外れた事で魔法力が戻り聖霊達と交流出来る事を思い出し耳飾りを贈った父親に詰め寄る。そこで危険な辺境の跡継ぎとしてではなくて辺境伯夫人としてなら安全だろうと考えてヒロインの魔力を抑えたとの事。ヒロインは父親に婚約破棄の話をし断固としてやり直す気はない。その上辺境に向かうと宣言。そして信頼する侍女と共に辺境へ向かいヒーローと再会する。そしてヒロイン祖父はヒロインから今までの婚約者の仕打ちを聞き激怒。辺境の跡継ぎはヒロインにすると決める。辺境での戦いで聖なる偉大な力を発揮したヒロインは辺境の聖女と呼ばれる。戦いの手柄があるヒーローとの結婚も認められる。下巻では二人の結婚を王族を騙し邪魔してくる元婚約者と妹の策略で二人が兄妹である噂が出たりヒロインへの求婚者か溢れたりと問題だらけ。しかし悪役達の用意した場を逆に利用して兄妹ではないと証明しようと決意する二人。ヒロイン祖父も協力し意外なヒーローの生い立ちが明かに。
いいね
0件
大逆転!
2024年12月29日
婚約者から蔑まれ、浮気され、婚約破棄サレた令嬢家族、元婚約者皆クズ揃いおかしな位くず見事に返り討ち!護衛、恋人、旦那様になる我慢強く彼女を愛する彼はとても素敵デス!お幸せになって下さい!
うーん。
ネタバレ
2025年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでいて面白く無いわけでもないんだけど💦
まぁ、読み応えはソコソコあるし…でもね💦
婚約者からの罵倒やら鬱な展開が長くて😖
コミカライズ版を読んでいてあまりにも胃が痛くなりそうだったので先に原作小説読んでみようと思ったんだけど。やっぱり胃が痛くなった。
ってかさ、父親何なの⁉️娘を大切に思ってとかじゃないよね?なんで頑なに辺境伯にギリギリまで会わせようとしなかったのかとかソッチもモヤモヤが😖
少し間を空けないとラストまで読めないわぁ。
いいね
0件
拙い
ネタバレ
2024年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミカライズを先に読んでいて、今となってはありふれた設定ではあるものの、そちらは読みやすさ(正直、絵はそこまでお上手ではないですが…それが逆に間の抜けた感じで、可愛げがある)と、本当に酷い虐げられ方を延々としているので、ヒロインが反旗を翻す展開に期待して読んでいました。しかしなかなかヒロインが成長せず、それどころか思考や言動が浅はか、話も進まないので、作画のイメージのせいかと小説を読み始めたのですが…コミカライズ以上に拙い印象で。文章やセリフに情緒や深みが全く感じられず、かといってコミカライズのようにコメディ風味でもなく、小中学生の書く状況説明みたいな。ますますヒロインもヒーローも何もしない安っぽい印象に…。文章にもセリフにもキャラにも全く魅力を感じられない浅い描写で、寧ろ不快に。気になっていた先の展開もどうでもよくなってしまいました…。それでもわざわざ小説を読もうという程には気になる設定で始まったので、そこを評価して…あと、こちらはイラストが綺麗なので☆2。
結局容姿で判断しているヒロイン
ネタバレ
2024年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 確かに主人公の周りは人に恵まれていないが、ヒーローに惹かれる、良さに気づく最初の場面がよく見ると実はかっこいいじゃない?的なもので、その後には婚約者と見目を内心で比較してるような場面もあった。結局ヒロインも人を容姿で判断している辺り周囲の人間と大して変わらない浅い中身の人間になってしまっている。ヒーローが容姿の整っていないただ誠実な青年なら心が動いていたのだろうか?このヒロインは。あえてヒーローを飛び抜けた美貌の設定にせず、それでもそんな彼にヒロインは心惹かれたのよ?心根が綺麗でしょ?という意図が感じられるのも鼻につく。それなのに母の遺言では殿方を顔で選んではいけないと。それに対してヒロインは婚約者を美しさで選んだことを後悔するけどれどなんだそれと笑ってしまった。もし先にこの遺言を覚えていたとして婚約者を顔がいいけれど性格を最悪に描いたことでまるで美しい者は心根も悪かのように印象づけてる。結局のところ人を容姿で判断しているこの描写のせいで以降、ヒロインにもストーリーにも魅力を感じられずに冷めた気持ちで読むことになった。
レビューをシェアしよう!