ネタバレ・感想ありポメ耳絵本作家は見習いパパと愛情ごはんをいただきますのレビュー

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良かったです。
2025年5月2日
ストーリーもですが、イラストも最高でした。主人公たちが素敵!終わってしまって残念でした。また読みたいです。
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恋愛<家族愛のストーリー
ネタバレ
2024年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラブストーリーに区分けしていいのか正直少し悩みました。「担当編集×後天性耳尻尾つきの新米絵本作家」ふたりが結ばれるお話では確かにあるんだけれど、そこに行き着くまでが今作の主題だと言ってもいいくらい。
編集さんの従姉妹の子であるおとくんの成長と救済。親子でない三人がそっと身を寄せ合いながら傷つき大切なものを失った互いの心をあたため合う。
そこに焦点が置かれていて、つぐくん(この呼び名は本当にかわいかった)の徐々に大きくなり始める白石さんへの恋心は、従姉妹の存在が浮かび上がって来たときにのみぎゅっと胸を締め付ける塩梅で。

だから恋愛要素を熱く望んでいる方は、前半だけ読んだらちょっと拍子抜けしてしまうかも。あとがきにもあった通り、作者さまの中では書き始め当初つぐくんのお相手は主治医の隼斗先生の予定だったそうですから。白石さんとつぐくんの恋愛模様が浮き彫りなるのは突如、本当に終盤。
(隼斗先生、再会当初は相手役適任!って思うほど優しい方でしたがある場面から若干ストーカーのようになったり、医者であるのにつぐくんを重荷であるような言い方をしたり…。この辺りも読むにあたって注意が必要。無理矢理悪役にされた感も否めないですがね)

読んでいて胸が高鳴るエピソードや、白石さんとつぐくんが互いに惹かれ合っていることが見てとれる描写も本当に少なくて、ストーリーは緩急がついてないというか、とても単調。我に帰るのが怖くて早足で読みきりましたが、ううむ。ごめんなさい。ちょっと自分にとっては共感・世界観に入り込んで楽しめる内容とは言い難かったです。
助詞の使い方で若干気になるところもありましたし…。
私が耳しっぽ付きではないからでしょうか。先生の他作品もこれから読んでみようと思います!!
表紙とタイトルからは少し違う印象でした
ネタバレ
2025年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙ではケモ耳キャラたちとあまあまイチャイチャな内容かなと思いながら読みましたが、思ったより辛いシーンのある作品でした
ケモ耳が突然発症する病気みたいな世界観なので嫌煙されるところもあるんですよね
BLにおいてケモもふは正義!みたいに思ってるところがどこかであったから、地味にかわいそうって思ってしまった

懸命に絵本作家として生活をしている頑張り屋さんのつぐみくんは好感持てるしケモ耳の従兄弟の子を引き取って育てる隠れ御曹司の白石さんもいざという時に頼りになるキャラでなんといってもママがいなくなった響くんが舌足らずでかわいいです

物語はほぼこの3人で進み途中からつぐみくんの過去の主治医隼人さんが加わり脇キャラの店長さんもいい感じに助けてくれて終始日常物語です

あとがきで先生のボツになった最初のCPの話も読んでみたかったなーと思うぐらいには彼も好きでした
読み終わってSSのお花見読んでやっぱりケモもふは正義だぁぁ~と思いました(笑)
差別レベルが恣意的?
2025年5月30日
《耳付き症》という病気は発情期があるため差別されてきたが、社会問題にもなっているし、患者を保護する法律があり、芸能人もいる。
ただし、親世代にはまだ差別感情が根強く残っている。
という設定なので、同世代の人間や企業などからはそうそう(表立っては)蔑視されないように思えますが、驚くほど差別される場面が多いです。
そのため読んでいてどうしても、耳付きの主人公や子供を可哀想に見せるために差別させてるな…と思ってしまってなかなか作品に入り込めませんでした。
もちろん差別感情というのは根強いものなのでしょうが、それにしてもちょっとご都合主義的なものを感じてしまいました。
いっそ、差別があって当たり前の設定なら良かったのですが。
主人公を持ち上げるために他のキャラクターを下げるのは、もう少しわかりにくくしてくれる方が自分には好みでした。
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