ネタバレ・感想あり極楽に至る忌門のレビュー

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怖い!
ネタバレ
2025年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一つの地方に伝わる怪異伝承をめぐって、四組の異なる人々の話がオムニバス式に語られます。除霊師が登場しない、登場しても役に立たない話も多く、解決できない、得体の知れない怪異として非常に怖い。最後の方でナリキヨさんが「本当は、てんじ、ちゅうのは」で言いかけた先はなんだったのでしょうか。
今更ながら籠生、という名前にも意味があったような気がしてなりません。
とてもいいホラーでした。
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作家名: 芦花公園
出版社: KADOKAWA