このレビューはネタバレを含みます▼
自分の働いていた店を突然閉めざるを得なくなったというショックな出来事にもめげず、プラス思考で運命を受けとめ、本場の諸外国現地に足を運んでお菓子作りの勉強をされたことや、さらにはその後再び国内でお店を開かれたというところに、著者・磯谷先生のお菓子に対する愛が感じられます。本格的なガレットやケーキから、和と洋の創作融合系スイーツに至るまで、とてもレシピが幅広く充実していますね。特にキャラメル・味噌・ごぼうを使ったケーキや、「あんず黒ごま豆腐ティラミス」、そして「里いもプリン」は、どのような新しい美味しさが生まれるのか興味が出てきました。