ネタバレ・感想あり日本の昔話絵本の表現「かちかち山」のイメージの諸相のレビュー

神立幸子

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Nya_Nya さん

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着眼点が鋭く、興味深い内容

ネタバレ

2024年4月25日

このレビューはネタバレを含みます▼ あるひとつの有名な童話が辿ってきた変遷から、これまで語り継がれてきた時代ごとの人々の考え方を推察しているという点は、実に興味深いです。もし本書で取りあげられている童話そのものを正義とダークヒーローの対決話だと捉えるのであれば、一般的なイメージとしてうさぎは前者でたぬきは後者だと思われがちなのですが、なぜ現代の物語ではたぬきのほうに注目されることが多くなってきたのか、考えてみるとたしかに不思議だと思いました。また物語が人間へ与える影響は、様々な形で表れる可能性があるということも学びました。

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作家名：神立幸子

ジャンル：小説・実用書小説 > 一般小説 > 文芸一般小説 > 文芸 > 文学論小説 > 文芸 > 絵本小説 > 文芸 > 児童文学

出版社：ディスカヴァー・トゥエンティワン

雑誌：ディスカヴァーebook選書

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