ネタバレ・感想あり引きこもりの私に求婚した相手は離れに愛人を囲っているようですのレビュー

(3.8) 6件
(5)
2件
(4)
1件
(3)
3件
(2)
0件
(1)
0件
うまい!
ネタバレ
2024年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 白い離れに住む女性を、最初は「薔薇の妖精か?」とか「実は身体の弱い姉妹?」とか考えていたけど、マティアスと訳有り気な描写に本気でがっかりしました。
ヒロインとヒーローは実はちゃんと気持ちがある、というのが好きなので。

なので、前半部分はかなりハラハラしていました。
中盤以降は浮気をされた妻が強く立ち上がる姿や、ベルタ両親が本当に想い合う夫婦だったこと、失踪した姉も見つかる。夫を愛するがゆえに、夫の不誠実さに疑問を持ち離婚を選んで強くなったポーリーン様とは反対に、目立たず儚げだったベルタが愛されることで強くなったのも印象的でした。
人を美しく、強くするのはどんな形であれ「愛」なんだなあとつくづく感じました。
タイトルが気になり
ネタバレ
2024年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルと表紙の絵柄が気になり内容は違うのかなと思い読みましたら、筋がちゃんとしている作品でした。嫌な人も出ていなかったけれど、涙が出ました。
ヒロインは5人兄姉弟の4番目の子で、父親が愛人がいてさらに下に2人程妹弟が居てましたが、いつも控えめ自信が無く内気引きこもりがち家族からはそんなヒロインの事が大好きで、大好きだからヒロインに来た縁談が姉が居たら妹はきおくれするからヒロインの為に家を出て行った姉や縁談相手の噂を知ってるから特に弟は心配しやんちゃだけどすぐ上の姉ヒロインの事を思い一番家族で愛されてたし一番早く結婚したヒロインで、最初は噂と本当に目にし話た相手がやはりと思い可哀想でしたが、何かヒーローに事情かま有るのかなとも思いながら読んだらそうでしたね。
しかし、クズな女たらし年上友人になったヒーローの高貴貴族は人的には悪い人ではないけれど、妻や愛人を悲しませる泣かすなんて、そらあヒロイン父親も同じ様な感じだから余計に腹がたったんでしょうね。
友人になったクズ公爵夫人は凄く良い人だから幸せになって欲しい。立派にコーディネーターとして自立出来て許せる様になったらもう一度旦那さんと再会して欲しい。クズ公爵は反省し生き続けて欲しいかな。
家出したヒロイン姉も他国で幸せに暮らしていたしヒロイン長兄も幸せになって欲しいかな。
後末っ子弟は姉ヒロイン離れして次兄と一緒に家を盛り上げてくれるでしょうね。
ヒーローは初恋相手で望んだヒロインを妻に出来たからこちらはヒロイン一途で幸せになりますよね。
いいね
0件
脇役の人生
ネタバレ
2024年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公2人以外の、周りの人々の人生も嫌味なく描いた作品で、TLのジャンルには入らないかな。
それぞれにハッピーエンドではあったんだけど、浮気者公爵だけはガッツリ制裁されててスッキリしました。
ポーリーン様の選択は、間違っていなかったと思うし、公爵は一生後悔すれば良い。
惜しむらくは、何故ヒーローが、自らが悪評をまともに受けて泥を被ってまで、公爵の愛人を囲わなければならなかったのか。
ヒロインを傷付けてまで、他人の愛人を囲うのには何らかの恩義があったとか、理由が欲しかった。
それが前半、面白くするネタにはなったんだけど。
とりとめのない話
ネタバレ
2025年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主軸はあるけど、話がどちらが優先させたいのかわからない。マティアスとベルタを主とする割に、微妙に脇の話がメインになってる感じがする。
あっちこっちに話が飛んでるせいで、一貫性がないように感じる。
フィリーネに再会、こちらがこの話の主なのかと思うくらいだ。
優しくお人好しの二人だから、脇で話を進めないといけないのかな?
それなら、2人を主軸に置く必要はないよね?

続くのかもしれないけど、もう少し2人をメインにした話をしたほうがいい。でなければ、主役なしで話を作ればいい

面白いんだけど、チグハグだ……
いいね
0件
ストーリーは面白いけど…。
ネタバレ
2024年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 細かい設定に謎が多くて、お話に集中できなかったのが残念です。読みながら、「何でそうなる?」と何度か呟きました。あと、時々日本語がおかしい。身内に尊敬語を使うとかがあったので、中学校の国語からやり直して欲しいです。
私が気になった謎設定。
①ヒロインの姉は無計画で失踪したの?いくら妹のためとは言え、そもそも失踪する必要ある?侯爵家のお嬢様のすることでは無い。その上囚われて(本人はそれほど嫌がってなかったけど)、家族にも心配かけて、かなりご迷惑な存在ですが?ヒロインのためとか言うならその前にさっさと嫁げば良いのに、何やってるの?お花畑、あるいは不思議ちゃん?
②ヒーローの家族が不在。ヒーローは伯爵ではなく伯爵の嫡男とあるので、ちらっとでも父が出なくてはおかしいと思うのに、一切出てこない。それなら、若くして伯爵を継いでる設定にすれば良いのに。
③ポーリーンの父は貿易商であって貴族では無いっぽい。それなのに、ポーリーンが公爵家に嫁ぐのは無理では?ポーリーンの父が爵位を持っているか、ポーリーンが貴族の養女になるか、何かしらの要件があると思うけど、そのへんは華麗にスルーされてます。
④アーニャについて、後日譚でアーニャはヒロインの父の子ではないと判明した。アーニャの兄が事情のために ヒロインの父の子としたのは分かるけど、アーニャの父はその母と食堂をやってるくらいだから、そっちで再婚してるのでは?何でアーニャがヒロインの父の子ってことになってるの?
⑤ポーリーンの最後の決意は美しいけど、コーディネーターという職業が成り立つ世界観なのでしょうか?政略結婚が当たり前の封建的な世界で、女性のコーディネーターが受け入れられるとはあまり思えないのですが、ポーリーンの父が貿易商だから、何とかなるのかもしれないけど。
⑥ヒーローが愛人を囲ってるという噂が社交界で有名になってるのに、独身のヒーローにその汚名を着せたままで平気な公爵は人としてどうかと思う。だけど、このクズ公爵の浮気は今に始まったものでも無いみたいなのに、ポーリーンがこのタイミングで取り乱しているのが謎。色々積み重なった上でのタイミングだったのかもしれないけど。
悪人が誰もいない優しい世界(クズはいるけど)のお話で、それはそれで有りなんでしょうが、私は物足りないです。例えるなら、ワサビのないお寿司みたい。
印象に残らない話
2024年8月11日
きょうだい仲良く、外に愛人と子供達がいる父侯爵であっても母親がゆったり構えていると家内はギスギスしないものなのか?と思ったら、種明かしは違った。長女失踪したのに次女の結婚にウキウキ家族だし、求婚してきた男が愛人を住まわせている家に遊びに行くヒロインだし、ちょっと締まりの無い話でした。離れの愛人ネタは中盤前には解決し、夫の愛人問題で家出する夫人の心境を追う話になり(主人公は傍で様子を見守る)、一連の流れはあるけど、プリザーブドフラワーの技術は無いだろうって思って終わりました。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!