ネタバレ・感想ありバニラ男子は後輩に推されてますのレビュー

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目いっぱい恋をしてる二人が素敵。
ネタバレ
2025年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好みのタイプの後輩にグイグイ来られたら好きにならずにはいられないですよね。でもノンケだと思い自制する主人公。そんな苦しい胸の内を明かせるのは同じマイノリティが集まるSNSチャット。職場での主人公とはまた違った一面も見られるところもよかったですしそこに伏線が隠されているのも楽しい。恋人同士としても職場の先輩後輩としてもとても素敵な二人だと思いました。
テンポが良く惹き込まれ一気読みしちゃいました。
現代リーマンBLの宝石箱
ネタバレ
2024年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初商業化の作家様。
SNSで流れてきたのですが、あらすじとイラストから興味を持って飛んできました。試し読み部分で人物紹介などが今まで見た電子小説と違うスタイルで、目を惹きました。
新しいレーベルさんのようですが、こういった工夫も作品を見てみたいと思わせていいな、と思いました。

内容は、クローズドゲイで恋人いない暦は年齢の受け様の職場に、ハイスペ男子がやってきて、そのスパダリ感に惹かれていく。でも、ハイスペ男子がゲイとは知らないので、好きになる気持ちを抑えている。その抑えた気持ちはSNSチャットで打ち明けていて……

攻め様のハイスペ感、大型わんこ感(ちょっとヤンデレ醸し出している)に受け様と同じ目線で惹かれていくのはもちろん、このSNSチャットがお話を広げていく内容になっていて、会話を拾うのも楽しいし気が抜けない。
お話に飽きさせないよう、作り込んだ作品だと思いました。また作り込んでいるのにスピード感もあり、小説よりは漫画で課金したい私が飽きずに読破できました。
タイトルの「バニラ」の使い方もあま~~くて素敵でした。
バニラ男子の雨宮里玖先生の次回作にも期待したいです。
後輩の愛情表現にキュンキュンしました
ネタバレ
2024年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初の商業化作品、楽しみにしていました。
雨宮先生のお話は登場人物がいつも魅力的なのですが、今回のお話もとても素敵なお二人でした。
日常エピソードを通してそりゃあ相手を好きになるよなあと思わせる説得力が凄いです!
すぐにもう一度読み返したくらい楽しませていただきました。桐谷さんは素敵な方なのに、これでもかと言うくらい恋に臆病で(過去にトラウマでもあるのかなと思わせるくらい)、これは大変だなと思っていたのですが、さすが本田さん!めげることなく一途に好きでいてくれてて、そんな彼だからこそこんなラストに繋がれたんだなと思いました。
本田さんは、最初から桐谷さんへの気持ちを隠すことなく伝えていて(この作品は溺愛している恋人のようなセリフがたくさん聞けて幸せになれます)、ずっと桐谷さんに対して誠実だったのがとても好感が持てました。だから、最初に言っていた夢を職場で叶えていた時(きちんと背中で隠してくれていたと予想してます笑)は、良かったね~とニマニマしちゃいました。
例のこと、実は割とすぐにもしやと思ったのですが(このコメント、ヤキモチ?と)、半信半疑で読み進めてて、当たったときは、やったーとバンザイしたくなりました。それだけ先生の展開がお見事でした。予想が当たっても外れても楽しめる作品です
ハイスペ男子がグイグイっていいですね。
ネタバレ
2024年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ いつもは投稿サイトで作品を拝見しているのですが、初の商業作品ということで、早速購入させていただきました。
雨宮里玖さんの世界観がこれでもかと詰まった作品です。ストーカーチックなハイスペ攻めがグイグイ猛アピール。平凡受けが自分の魅力に気づかずそんなはずないとの思い込み。それゆえのすれ違い。思いが通じ合ったあとのめちゃくちゃ溺愛する攻め。
もう好きすぎて、どんどん読み進めました。

作者様の意図する方に見事に誘導され、思惑通りに引っかかりました。ああ、そっちかーってなりました(笑)
Rシーンが全く無いのに、とてもドキドキさせるのはさすがだなと思いました。
「一線を越える」ではなく「夜を越える」という表現が好きです。Rシーンがなくても、共に幸せな時間が過ごせたんだなとニヤニヤしますね。

バニラ男子は、バニラのような甘い香りで誘われ、実食してみたら想像以上に甘くてとろけるお話でした。二人のその後も見てみたいなーと思いました。
素敵なお話ありがとうございました。

小山田あたろうさんのイラストも、めちゃくちゃ好みでした。表紙絵はグイグイ迫る攻めの本田くんと、押され気味ながらも嬉しそうな桐谷さん。そして二人でスイーツを食べるイラストは、表紙のグイグイとは違って、可愛らしい笑顔の本田くんを、優しい笑顔で見守る桐谷さん。二人の異なる表情を見ることが出来て嬉しいです。ありがとうございました。
読みやすい
2024年12月16日
ストーリーも重たくなく気負わず楽しめる作品なので、寝る前に読んでも穏やかな気持ちで寝付けて良かったです。
初読み作家さん
2024年11月26日
レビューが良かったので読んでみました。
攻めの気持ちがダダ漏れなのに、頑なに気が付かない受け…。まぁ現実だったらそんなものかもしれないな〜と思いながら読みましたが、同じ展開が続くのでちょっと飽きます。全年齢BLを書かれているとの事。もうすっかり心が汚れてしまった大人なので、物足りないと感じてしまいました。
SNS上の誰かなんだろうなと思って読んでいましたが、そこは良い意味で裏切られて良かったです。
うーん
ネタバレ
2025年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく全体的に「くどい」という印象。
自己肯定感の低い受けというのはBLにはありがちですが、この先輩それ以上に鈍感すぎてなんで人の気持ちをそこまで誤解できるのかと思いちょっとイラッと。
後輩もワンコなんだろうけど先輩をベタ褒めすぎて変。
2人の気持ちのすれ違いも、もどかしいというより、もうそれはいいから、わかったから先に進めてよと思いながら読みました。
ゲイのコミュニティサイトでのやりとりもなんか不自然で、ゲイってこんな乙女ばっかりなの?という感じ。
そして最後、いよいよと思ったら朝チュン。
これは全年齢向けということでしょうがないのかなとは思いますが、やっぱり拍子抜けでした。
ということで☆3ごめんなさい。
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: BookBase
雑誌: キセキ文庫