普段から年がら年中編み物する私は、どうも変態レベルの編み物男性が主要キャラらしい設定につられてしまい読んでしまった。あらすじや説明文を見る借り、おそらく、編み物が変態レベル、BL小説だから、本人も何かしら変態要素の入った話なんだろう(編み物の変態は、複数種類があるのでどれ?ってなった私)あとは、BL的に官能系で変態的な描写があるかないか?みたいな。それをうっかり受け入れちゃった受けか攻めみたいな。まぁ、あながち間違いではなかったかなぁ〜って感じでした。(どこまで変態かは読んで)試し読みで読む範囲も語り手の主人公も大抵の変態属性だなぁと思いつつ最後まで一気に読んじゃいました。個人的には、キャラの心理描写が少し少ないのか読み手によっては分かりにくい、物足りない気がするのはちょっと気になります。キャラの濃さに対して全体的な文章や流れなどが淡々としていて物足りなさが拭えない。可能だったらもう一冊くらいお話が読みたい。BL小説というレーベルで出る話としても少し物足りなさがりますが、楽しくは読めました。一般小説のラノベやライト文芸系で近年出版されるBL枠のが向いてるような気がします。
あと、イラストが表紙だけなのは残念どこかしら挿絵は欲しかったなぁ〜と表紙のコレ…多分セーターを編んでる絵なんだろうけど…編地とかじゃなくて読んでると、これかぎ針編みのがいいのでは?と、この編み方あるけど、これじゃない気がという編み物的疑問がちょっと発生した。