ネタバレ・感想あり推し魔王様のバッドエンドを回避するために、本人を買うことにした。のレビュー

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意外とラブコメ
ネタバレ
2025年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ あ、作中で何回も出てきた「ソファに座ったヴィヴィアンの足元に魔王が来てヴィヴィアンの膝に肘を寄せ頭をつける」って表紙みたいな姿勢になるのね。イマイチどういう構図?って思ってたので納得できました。図解って伝わりやすいなぁ。内容は、あらすじだけ読むと悪役令嬢、婚約者の王子、奴隷にされた魔王、冷酷な兄、魔王を倒すヒロイン聖女、人間と魔族と魔人の関係等々、色々な対立があり諍いの火種があちこちにありそうなキャラ相関ですが、内容はほぼほぼ恋愛メインでした。ただ主人公が一貫して推しを守るぞ!っていうスタンスだからなのか、なんというか相思相愛でラブラブなのに萌えやら甘々感のようなものは薄めかな?という印象を受けました。これといった敵や障害もないので、ほのぼの異世界恋愛ものが読みたい時に。
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2巻読了
ネタバレ
2024年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 計画通り婚約破棄され、とりあえず一段落。でもまだ伏線が残っている。ヒロインはメンタル強め。作者さんわりとこの傾向ですよね。けど相思相愛で、情が深くて、適度にいちゃつくカプのお話が多いので好き。しかし婚約をゴリ押す国王とか、逆らえず提示された婚約破棄の計画にのるやや頼りなく感じる王太子とか、王族大丈夫か、と思わなくもなく、ヒロインの存在感が強すぎるなと。2巻ではさらに躍動するヒロインと兄。強い。芯が鋼。愛情も強し。めでたく結婚もして完結。
もったいないな〜
ネタバレ
2024年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 定番のストーリーだって面白いお話はたくさんある。でもきっとそういう物語こそ、読み手の心に焼き付ける技巧は高度になるんだと思う。奴隷となっていた魔王を救って、推しを守ろうとする悪役令嬢のお話は定番だけど、悪くない。でも、もっと登場人物達を活かすことができたんじゃないかな。例えば、兄。妹に無関心だった兄が溺愛に傾いていく部分が早急すぎて、もったいない気がした。兄の役回り次第でもっともっと面白くなったと思う。
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作家名: 早瀬黒絵 / 鈴ノ助
ジャンル: ライトノベル
出版社: 集英社