このレビューはネタバレを含みます▼
コーヒーの香りを糸口にしながら、人の心に潜む迷いや欲望、すれ違いを丁寧に切り取った短編集
どの物語も恋愛や人間関係の苦みを描きつつ、読後にはほろ苦い余韻がじんわりと残る‥
登場人物は決して理想的ではないからこそ、その選択や感情に思わず引き込まれ、ページをめくる手が止まりません
不穏さや意外性を織り交ぜた展開も巧みで、一編ごとに異なる味わいを楽しめるのも魅力👌
何気ない一杯のコーヒーが人生の分岐点に寄り添うという発想も印象深く、大人の感情をじっくり味わいたい人にはぜひ手に取ってほしい一冊