ネタバレ・感想あり百日紅(下)のレビュー

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常にチャレンジ
ネタバレ
2025年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻に続き、下巻も読んでみました。江戸時代は現代のスマホのような媒体が無かった分、一人一人が個人の感覚を自らの実体験を経て積み重ねることで研ぎ澄まし、個性を存分に発揮して生きていた時代なのではないかと思いました。とりわけ北斎の場合は浮世絵の描写に絶対的なマニュアルを求めることはせず、常にその時自分が過去の記憶やセンスから一番良いと思った方法で挑戦していることがわかります。また個人的には、善次郎はかなり恋多き男だったということをたくさんのシーンからうかがい知ることができました。
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