このレビューはネタバレを含みます▼
この著者のエッセイの中では読むのが少し難しく感じましたが、著者自身の文章の書き方をかなり詳しく紹介しながら文章の書き方を著した本で、最後まで内容の詰まったエッセイだと感じました。
特に「文章のいけず」の部分では、町田康さんが実際に文章を書くときの技術を多数紹介しているので、町田さんの文章がなぜそういったものなのかやその効果がみえてきて、今まで読んだ町田さんの文章やこれから読む文章の魅力をより受け取れそうだと思いました。
内容の良さの話も興味深く、この本で書かれていることを少しは自分のものにして自分でも文章を書きたいと思いました。