ネタバレ・感想あり眠れる太子は焔伽皇帝に千年愛される【電子限定特典付】【イラスト入り】のレビュー

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記憶を消して最初から読みたい!
ネタバレ
2025年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中華ものは普段あまり手に取らないのですが怒涛の展開でとても面白かった。
姉の代わりに強国に遣わされた受が幼い攻に気に入られ教育係に。その後クーデターが起き離れ離れに。力技で再会するのですが成長した攻様の覇王っぷりがすごい!なのに受にだけは優しく終始敬語なのも私的にポイント高かったです。
専門用語では太子が王子で公主が姫、ぐらいググれば大丈夫でした。今から読む人が羨ましい!ぜひネタバレなしで読んでほしいです。
年下溺愛攻めお好きな方はぜひ。
ネタバレ
2025年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 年下溺愛攻め、しかも少年から青年に成長しても一途に真摯に受けだけを愛し続ける、そんな攻めが好きな方に刺さります!
攻めがずっと受けに対して物腰穏やかで、丁寧な態度と口調を崩さないのも好みでした。
中華あるあるの兄様呼びも好き。

攻めも受けも大きな政変の被害者であり当事者ですが、このお話は全て受け視点で構成されています。
そのため、受けが知りえない状況で起こった、攻めを取り巻く過酷な出来事、受けを取り戻すための血の滲むような努力や奮闘は、物語のとてもドラマチックな部分にもかかわらず、あとで攻めの口から受けに語られるという形で読者も知ることになります。リアルタイムで知ることができません。なので臨場感に欠けるのが残念だなと思いました。
回想という形で攻め視点入れたりしたらまた違っただろうなと。ただ1巻じゃとても収まりきらないだろうしなかなか難しそうです。

受けが目覚めてから少し波乱もありますが、攻めが強すぎるのであまりハラハラせず終わってしまいました。ある意味安心して読めます。

可愛くて健気な子が逞しく爆イケな青年に育ち、受けをひたすらに言葉と態度を尽くして愛し続けるところに非常にキュンキュンしました!
ちなみに先生の中華ファンタジーだと、「竜帝陛下の一途すぎる溺愛」と「汪国後宮の身代わり妃」も溺愛たっぷり、よりドラマチックでオススメです!
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サラッと読むには
2025年3月10日
後半は起こった出来事を書かれているだけで、ページ数が足りないのかあっさりしています。
あまり長い物語が好きじゃない方には良いのかも。
受けが割と簡単に攻めを受け入れるのが意外でした。
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中華BLを普段から嗜む人には薦めない
ネタバレ
2025年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 弟子×師の中華仙侠風作品です。
うーん…ガチの中華BLを読んだことの無い人からしたら、楽しく読めるかもしれません。所謂有名な中華BL作品を何作品も読んだことのある人からすると、あまりにも端折られているようにしか思えない。
全て事後で語るだけなんですよね。修行には全て耐えた、難しい山での修行も行った、気付いたら数年経っていた、敵は死んだ、祖国は滅びた。全部後から語っているだけで、その当時の辛さや過酷さは何も描かれてない。
その上弟子が師を慕うのはまだしも、数年記憶のない師がわりとすんなり受け入れるのも、何故?もう少し葛藤してもいい。
最後も気付いたら他人のおかげで受けの評判は良くなっていて、能力は突然開花して…いや、こういう作品の良さは、苦労したり葛藤したり死闘した上で敵を成敗したり、能力が備わったりして成り立つものでは?全てが描かれていなくて、後からこうでしたと言われても感情移入出来ません。
その上ご都合展開で結婚までしてしまうのだから、うーん…としか思えませんでした。最後の方なんて呆気なく敵の魂も捕まえられるし、山場ってどこなんでしょうか。まるでダイジェストを追っているかのように感じました、特に後半。

やはりこういう題材の作品は、本当の中華BLのように3-4巻以上かけて描かれなければ書ききれないのかも知れません。
個人的には全く気に入る作品ではありませんが、この世界観を練って考えられていることは素人には真似できませんし、凄いと単純に思うので、星は2つにしておきます。

ガチの中華BL人気作品が難しいor長くて読めない、という人にはいいかもしれません。
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作家名: 釘宮つかさ / 小禄
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: オークラ出版
雑誌: プリズム文庫