ネタバレ・感想ありラムネの小舟のレビュー

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残酷なのに純粋で美しいオメガバース
2025年5月8日
朝丘先生初のオメガバース、素晴らしかったです。
最後まで読んでまさに魂まで持っていかれてしまい、まだ情緒が不安定です。
早く2人に幸せになって欲しい。
2巻が待ち遠しいです。

オメガバース作品は飽きる程読んできましたが、朝丘先生のオメガバースは今まで感じてきたオメガバースへの違和感が解消されるような、しっくり馴染む世界で驚きました。

アルファとして教育され成長してきた朱理は高校生にも拘らず大人びていて頭も良いです。
それ故にあらゆる危機を想定してオメガの紺を守り、大事にして将来番になる約束もしてくれ、すべてが順風満帆でした。

しかしこの残酷なオメガバースの世界ではやはり想定外の事態も起こり得ます。

はやく2巻をお願いします…!
完結してから読むんだった…涙
2025年5月7日
表紙にvol.1と書いてあったので、覚悟はしていました。朝丘先生のことだから、両片想いなのに誤解が生まれてすれ違ったまま離れてしまったまま次巻へ…!となったらどうしよう。でもきっと最後はハッピーエンドだから大丈夫…。と読み始めたものの見事玉砕!予想以上の衝撃に打ち砕かれています。
主役の2人は自然に惹かれあい、言葉を尽くして気持ちを伝え合い、お互いを思い合い、誤解やすれ違いも2人で共に乗り越えていく運命の番い同士。オメガバース作品においては、おそらく史上最強の理想のカップルなのに、先生独自の世界観がそれを許しません。
今まで数多のオメガバース作品を読んできましたが、オメガバース界において、アルファ性が蔑まれ、貶められている世界観というのは初めてかもしれない。それくらい基本設定は同じなのにほんの少しのエッセンスを与えるだけでこんなに違う世界観を描けるという点に目を見張りました。オメガに対しては良い抑制剤が生み出され、発情の苦しみはかなり軽減されるけれど、フェロモンはどうしても発されてしまい、それを感じられるアルファには抑制する薬の開発がほとんど進んでおらず、ただ強い本能に耐えることを社会から求められている世界観。
強者であることを求められ、常に苦しみを強いられる存在であり、ひとたび本能に負ければ犯罪者としてバッシングされる。
アルファとオメガが共にあることはアルファへの苦しみの道。運命の番は更に苦しみを増す存在。そんな世界観の中で運命の番として出会い、ひとつ壁を乗り越えたと思ったらそんな試練与えます…!?というところで以下次号。
はあ…。辛い。次巻はハッピーエンドだと信じて待ち続けます…。
朝丘先生のオメガバース
ネタバレ
2025年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 朝丘先生のオメガバース楽しみにしていました。
受けの紺がバースへの悩みがいろいろあるんですが、
それを攻めの朱理が大きな愛で受け止めてくれて
受けの紺の事が大好きなのが伝わってきました。
お互いを本当に大切に思っていて、丁寧に書かれていてよかったです。
でも続き物だと知らずに読んでいて、
早く続きをくださいー!!!!!!
次巻も楽しみにしています。
胸がいっぱいになる
ネタバレ
2025年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前HPで連載されていた作品。タイミング悪く途中までしか読めなかったので最後まで読めてよかったです。と同時にこれからどうなるの!!!って感じなので絶対2巻読みます。
朝丘戻先生の作品が好きな方は絶対読んだ方がいい!
あと犬居先生のイラストが美し過ぎ!
前にこのイラストでネップリがあったみたいで欲しかったです…
2人がたまらなく愛おしい
2025年3月24日
バース性に悩みながらもお互いがお互いを大切に想い合うことを忘れずに誠実に向き合っている姿がたまらなく愛おしいです。文章から滲み出てくる高校生同士の瑞々しさも素敵でこんな青春いいなぁ…と思います。相手を知ることが自分を知ることにも繋がってお互いがお互いを知っていく過程が丁寧に描かれています。1巻を経て2人がどう歩んでいくのか。2巻がとても楽しみです!
7割読んで閉じました
ネタバレ
2025年5月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで興味を引かれ途中までは、青春だなーって読んでいましたが、2人が両思いになってから段々違和感が。こんな高校生って居るのか?こんな気持ちを全て気持ち悪くいぐらい綺麗に、演出掛かった言葉に表せる高校生って居るのか?いい大人の綺麗事と理想ばかりが、高校生の主人公たちに投影されているようで、気持ち悪くて入り込めませんでした。
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作家名: 朝丘戻 / 犬居葉菜
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: aito