ネタバレ・感想ありいいえ。欲しいのは家族からの愛情だけなので、あなたのそれはいりません。【電子限定SS付き】のレビュー

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本当の意味でミラー
ネタバレ
2025年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 救いようのない世界に一筋だけあった光。ヒロインが不憫すぎて。でも最後はハッピーで。そうよな、人は他人にした事が因果が巡って帰ってくるよね。と言う完璧なザマァが見れて満足です。ただ諸悪の根源の母にはもう少し徹底して落としても良かったかと。
面白かったです
ネタバレ
2025年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物の「語り」で物語が繋がっていきます。
ミラーによって、主人公を虐げた人たちがどんな末路を辿るのか、読むたび胸がすく思いがしてすっきりしました。
母親だけ敢えて書かなかったのも、姉と思いを分かち合う形で終わったのも、良かったです。
主人公は二人、なるほどです。
ただ一点、癒しのスキルはそんなに珍しくないなら、何故公爵ともあろう人が、今までにスキル持ちに依頼などして傷を癒さなかったのか、という矛盾だけ引っ掛かりました。
この物語の主人公は2人いる。
ネタバレ
2025年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったです!試し読みから先が気になり、クーポンも使わずに定価で購入してしまいましたが大満足。
最近よくある『ざまあモノ』かと思って読み進めていきましたら、いい意味で予想を裏切られました。
もちろんざまあ展開もしっかり味わえますが、ある人物の深い愛情を目の当たりにして、物語の中盤から終盤にかけてはもう大大大号泣でした(涙)
ヒロインの「ミラー(人にした行いが自分に返ってくる)」というスキルが上手く活かされている内容で、自分自身の人への接し方や、日々の生活のあり方を色々と考えさせられる深い物語でした。
とにかく優しくて真っ当な登場人物達が救われて良かった!
繰り返すことで押し付けがましくなっていく
ネタバレ
2025年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ ひたすら虐げられていたヒロインに実は味方がいたと少しずつ分かっていきます。
ステルス味方がいてくれてどんなに有り難かったか、姉本人以外の視点で浮き彫りにされていく所までは良かったのに基本的に同じシーンを色んな視点で描くので何度も同じシーンを読まされます。姉の愛情を何度か読んだところで満を持して姉視点になったところでとっくに知ってるから美談の押し売りみたいになってしまってもったいなかったです。
とは言えいたいけな女子2人が一緒に癒されていって良かったです。姉が聖女すぎてもうお腹いっぱいになりました。
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子どもさんにおすすめしたい
ネタバレ
2025年9月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 因果応報の話ですが、家族ではなくメイドや家庭教師の話が良かった?です。メイドの話は「イジメ」が返ってくるわかりやすい例でしたし、家庭教師の話は常識ある大人でも「他人を虐げ続けると嗜虐心がくすぐられ、結果的に適当な免罪符を振りかざして加虐心から残酷な行為ができるようになる」という戒めを感じ一番印象に残っています。また、公爵の妹はいじめられる側の話ですがこちらの話もわかりやすくまとまっていました。…揶揄う程度からイジメへと発展する心情。無抵抗の子供へのギャクタイ。ちょっとした悪戯に困る相手を見て楽しいと思う気持ちと嫌がる姿を快感と思う心への境界線。優越感と嫉妬心。保身と献身。等々色々考えながら読ませていただきました。難しい文体ではないので貴族社会という部分が理解できるなら子どもさんにおすすめしたい一冊でした。
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良かったです
ネタバレ
2025年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 相手に辛い仕打ちをすれば、いづれ自分に返ってくる。醜い心を持って相手と接すれば、相手からも同じように接される。そのお話を何度か読み返しましたが、読む度に考えさせられます。主人公は双子の妹ですが、お姉さんも主人公。実はお姉さんが真の主人公なのではないかなと思います。我儘に育った無知な母親とそれに愛想尽かせ、外にばかり目を向けて子供に愛情を持たない父親。そんな両親の元で育ってしまった子供たち。お姉さんは本当に頑張った。本当の想いを妹がわかってくれてて、本当に良かった。これから子供たちは幸せになりますね。
それとは何か
2025年5月25日
試し読みから粗い文章でどうかと迷ったのですが、レビューを読んでクーポン使えたので購入しました。あなたのそれ、が何を指すかはそうだねと思ったけれど、主人公は最初から親の愛情は知らず、顔も見ず家族は世話してくれる使用人という子なのですよね。その生い立ちで婚家で家族からの愛情が何かを知る話ではありません。また主人公より姉の方が両親も祖母も顔を見て会話している分、愛情を求め与えられない悲しみを早くに経験したように読みました。あとがきで主人公はソフィラと書いていたけど、ローズの話を追加したことで、心を閉ざしたソフィラよりローズの葛藤や悲しみが多くなり、タイトルはソフィラの言葉ながら最後に印象に残るのはローズになりました。ローズは弟も見捨てなかったし。読み応えはあったけど、都合よいスキルだけ披露され、スキルは全員にあるならやられてやり返す人も出てきそうなのにな?という疑問も湧くので、スキル無くヒロインの人生が逆転していく話の方が好みです。
まさに因果応報
2025年9月1日
虐げられていたヒロインのミラーというスキルで今まで自分がしてきた事が返ってきて自滅するって話。
ヒロイン視点はほぼ無く、殆どが虐げていた側の視点で進む。

予想を裏切る様な展開もなく想像した通りに進んでいくのである意味分かりやすい物語。
でも公爵妹の顔の傷がいつまでも残ってるエピソードいるかな?公爵って強い権力持ってるなら癒しのスキルで治る様な傷早い段階で治せたんじゃないかなーって不自然に思えた。
それと個人的に文章が少し苦手でした。
【私は、◯◯な私は】みたいに強調するような表現が多くて…また?ってなる。
それと、そのキャラの視点って事を強調したかったからなのか、口癖というか性格を表したかったのかもですが、それにしても多用しすぎ。
家庭教師の【でも、だって】とかうんざりする。

自分がやった事が返ってくるのでザマァというより因果応報ってだけの話。
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ざまぁというより因果応報
ネタバレ
2025年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公視点は少なく、ほとんどが他者視点。虐げた者たちが自業自得に退場していく様に溜飲が下がるお話でした。
妹を守るべく動いた姉や、後ればせながら成長できた兄にはドラマがありましたが、主人公にはこれといった変化が感じらなかったのが残念です。
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クライマックスが早い段階でくる
2025年7月8日
1巻68%リタイアです。すごくつまらない訳ではないのですが、早い段階でザマァに至るので、先行きに興味が持てず…。
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