webで発表されてた分はコメディぽくて、あ〜捕まっちゃいました〜って感じでまだまだライトなノリ。攻め、受け二人の内面を掘り下げてグチャグチャ、グルグルするヘヴィーな病みっぷりはそれから始まる。ライトノベルでこんなふうにメリバになってもいいくらいに執着してちゃんと病んでる攻めはわりと少ないかも。
それにしてもヤンデレBLの設定って似るものなのかな。同じようにヤバいくらい重く病んでる攻めの作品思い出した。もっとシリアスな作品だったけど。子どものときの愛情の餓え、保護され他家に引き取られ、そこにいた年上に懐いて執着する。容姿も頭も腕力もカリスマ性も才能もあり、芸能界にはいって瞬く間に成功する。受けは常識人なんだけど、攻めとの関係には依存や歪みがあるのを自覚はしてる。攻めが世間や芸能界で活躍してほしい。攻めの仕事仲間と上手く関係を築けるよう動くが、それが攻めの怒りを買い、異常行動に発展する、などなど。その作品も攻めは外国人の血が混ざってたかな。受けを囲い込む経済力をつけるには芸能界入りが手っ取り早いのかなぁ。成功するためには容姿が重要だから、外国人の血が混ざってる、ってことにするのかな。