ネタバレ・感想あり【電子限定版】塩対応の公子様に二度と会わないつもりでした ~妖精と暮らしたい私に求婚されても困ります!~のレビュー

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何だか童話みたい。
ネタバレ
2025年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんが結構好きなので読んでみました。
子爵邸で妖精に悪さをした人がいたとの事で仕返しにとその家の子供を妖精と交換(チェンジリング)し子爵邸には妖精の子供が残される。
それを子爵夫人は魔術師に願い何とかチェンジリングされた我が子を取り戻す。
そこで本来ならハッピーエンドなのに、元に戻った我が子は妖精の姿が見え、話すことが出来る様で…(妖精の国へ行ったあと食べ物を食べたせいか、妖精の姿が見えるようになっていた)
そのせいで夫人は戻ってきた我が子をまだ『戻されていない』『この子供は妖精だ』『私の子供ではない』と冷遇する。父も、妻の実家にお金を用立てて貰っているのもあり、頭が上がらず子供への冷遇も見て見ぬふり。
主人公は妖精の国の女王様に『18歳まで人間界で縁を結ばなければ再び妖精の国に迎えてあげる』と言われていた。その18歳まであと少し…となった所で戦争が。
そして怪我をしていたのを見つけ、助けた男性に好かれ、プロポーズをされる。押せ押せでこられ、逃げるために簡単に口約束をしてしまうが、それが元で妖精の国へ行くことが延期になってしまう…
彼は本当に本気だったみたいで、彼女から聞いた『リー』という偽名だけしか知らないのに別れた後もずっと探していたみたい。
さて主人公はどうするのかな?って感じなんだけど、童話みたい。助けてもらった彼女の顔が分からずでも気持ちだけは残っていて、ずっと探して…って。
『リ』が付く名前の意地悪っぽい幼馴染♀️がいるってのも人魚姫とかの童話っぽい(笑)でも、この幼馴染…話が進んで行くと何だか可哀想で。
主人公じゃないと助けられないよね。多分、普通の人なら遠巻きにしてしまうと思う。
とりあえず、結構好きかもこの物語。
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