このレビューはネタバレを含みます▼
人生の節目に訪れる揺らぎを見つめながら、家族との記憶、仕事への葛藤、人との縁、そして愛犬との日々を誠実な筆致で綴った一冊
飾らない言葉の積み重ねが胸に沁み、何気ない毎日の尊さを改めて教えてくれる
とりわけ愛犬と過ごす時間には、言葉では言い尽くせないぬくもりと救いが宿り、読むほどに心が満たされます
ユーモアを交えつつも人生の痛みから目を背けない視点が心地よく、読後には少しだけ前を向く力を受け取れる
エッセイでありながら一篇の物語を読み終えたような余韻が残る、著者の人間味と表現力が存分に味わえる作品