映画「鬼滅の刃無限城第一章」編を鑑賞し、続きが知りたくなり、漫画で最後まで読み終えました。
さらに物語をもっと深めたいと思いこの本を手に取りました。
本書にはどの柱と上弦の鬼とが対決するのかは書かれていますが、結末のネタバレは一切ないので、その点に読者への配慮が感じられます。
無限城での戦いを心理的な側面から掘り下げており読みごたえがありました。また映画と漫画を改めて見返したくなりました。
特に「なぜこの組み合わせの対決なのか」というテーマを深く追求しており、黒死牟戦での両者の心理分析は非常に興味深く作品の奥深さを再認識させられました。
全体的に丁寧かつ深い考察がされているので、キャラクター同士の対決の意味を知りたい人におすすめできる一冊です。