ネタバレ・感想あり文庫版 近畿地方のある場所についてのレビュー

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他のなかでは一番
ネタバレ
2025年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単行本、映画、文庫本と見ましたが、個人的な感想で言えば文庫版が一番面白かったです。
単行本は(本の中の)世にある怖い話を集めた話の中で「ひとを探しています」って感じで進んでいく話です。最後はんん?( -_・)?どういう意味だ…?っと理解力ない私からすると不完全燃焼な終わりでした。
映画は、はぁ?!って感じです。なんでそーなったというか…。
そして文庫版、実はあまり期待してなかったのですが、お話の流れ?が個人的に府に落ちる感じに変更されていました。登場人物の心情や「彼女」がどうしてあそこまで踏み込んだのか、単行本、映画、文庫本のなかでは個人的に一番しっくりきました。
チョーゼツ怖いホラーが読みたい人にはお勧めしませんが、小話系の怖い話を読むのが好きな人にはお勧めです。
ちなみに星4なのは、文庫本なりの追加の怖い小話が少なかったからです。だいぶ話の流れが変わっているのでそちらに力を注いだのかな、とも思いますがせっかくのホラーなので、●●●●●に関わる怖い話をもう少し追加してくれたら嬉しかったです。

ps.単行本にも袋とじで写真が載ってましたが、文庫本にもそれが載っています。ただよく読むと…
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思ったよりも単行本と内容が違いました
ネタバレ
2025年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ WEB連載と単行本を読んでいるので購入する予定はなかったのですが、映画を観てラストが私の知っている内容とだいぶ違ったので文庫版ではこうなのかなと気になり購入しました。
結果的に映画と文庫版は関係ありませんでしたが、登場人物が違うと書いてあるだけあって単行本とはかなり違う話になっています。
単行本と同じくモキュメンタリー集のようになっていますが、その資料を扱うキャラクターとキャラクター同士の関係性が変わるだけでかなり話の印象が変わりました。他の媒体でこの物語を知っている方でも充分楽しめると思います。
WEB、単行本、映画、文庫版とありますが個人的に1番怖かったのはWEBで物語性が1番あるのが文庫版です。
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作家名: 背筋
出版社: KADOKAWA
雑誌: 角川文庫