このレビューはネタバレを含みます▼
海を臨む図書室にひっそりと戻ってきた一冊の本‥その違和感からほどけていくのは、時間を越えて人と人とを結び直す、静かな連鎖の物語
謎解きの興味でページをめくりながら、気づけば青春の只中にいる彼らの迷いや再生に寄り添っている
行事や日常のきらめきを背景に、「誰かと共にあること」の意味が丁寧に掬い上げられていくのが印象的です👌
派手さではなく、対話と選択によって少しずつ景色を変えていく姿が心に残る
読後、あの頃の図書室の空気と、自分の中の小さな勇気を思い出させてくれる一冊