このレビューはネタバレを含みます▼
身近な日常の風景が少しずつ歪み、不穏な出来事が連鎖していく展開に、ページをめくる手が止まりません
人物同士の因縁や「生まれ」にまつわる問いを軸に据えながら、先の読めないサスペンスとしての完成度も👌
一見ばらばらに見えた出来事が終盤で一本の線へと収束していく構成は見事で、息をつく間もなく結末へ引き込まれます‥
登場人物それぞれの価値観や狂気にも説得力があり、読み終えたあとも人間の本質について思いを巡らせたくなる一冊
緊張感と没入感を存分に味わえる、読み応え十分のダークサスペンス