ネタバレ・感想あり黒幕令息は疲れたので、堅物騎士団長で遊ぶことにしましたのレビュー

天岸あおい爺太

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あきさん

(女性/40代) 総レビュー数：224件

美人な女王様と従順な寡黙な犬みたいな

2025年11月22日

表紙のレーリオ様のお顔を見てください！(金髪性悪美男)
素敵ですよねぇ
その素敵な性悪男に弄ばれる堅物騎士の姿がお預けを食らってる大型犬みたいで面白いです。

1件

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ヒカリさん

(女性/20代) 総レビュー数：3件

この世で1番好きです

ネタバレ

2025年10月25日

このレビューはネタバレを含みます▼ ありがとうございます。bl小説の中で1番大好きです。

レーリオ様、今までにないような性格で、私のタイプでした。
個人的に誘い受けはあまりかじらなかったのですが、この物語の誘い受けは見ていて面白かったです。

今まで、レーリオ様は自分の思い通りになっていたのに、騎士団長ジェイドが来ることで少しずつジェイドのペースにのまれてるのがすごくいい。
ジェイドがいつ我慢できなくなるのか、ワクワクして読んでました。最後の最後まで耐えててすごいなって思いました笑

えちシーン少し少なめで、もうちょっと見たかったけど、想像して満足します。

下巻を！！！下巻を楽しみにしております！！！！
大大大好きです

0件

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ko_to さん

(女性/20代) 総レビュー数：18件

倒錯的な駆け引きの物語かと思いきや

ネタバレ

2025年10月6日

このレビューはネタバレを含みます▼ フィクサーの受けが堅物攻めを翻弄する話…に見せ掛けて2人して初恋にもだもだしていてめちゃくちゃ可愛い！

堅物騎士攻め×悪辣受けでは反発始まりがあるあるだと思うんですが、この作品はそういった過程はありません。

攻めの騎士団長は出自の関係で自己肯定感が一切育っておらず、矜恃とか正義感みたいな信念があまりないので、初手からかなり受けに従順。
受けの方も神童からフィクサーに闇進化したタイプで、人心掌握が得意すぎた故に他者との関わりでの心の成長を経験していません。
"能力ばかりは優秀な人間初心者"同士による初恋を描いたお話です。
攻めに一目惚れした受けが自分の恋情に自覚がないまま攻めを手元に置いて可愛がり、それによって攻めは情緒が育つと同時に受けに執着と敬愛を向けていく、そんな過程が丁寧に描かれています。

攻めが分かりやすくド級の初心なのも最高なんですが、受けは受けで自覚のない初恋なので戸惑ったりイライラしたり無意識に試し行為をしたり、とにかく2人して恋愛初心者すぎて可愛いです。
かといって作品の雰囲気はしっかりお耽美で蠱惑的で、正義×悪に求める倒錯感も味わえて最高でした。

潔白で正義感が強い攻めが受けにハマりこんでいく作品も好きですが、こういう形もまた良いなぁと思う作品でした。

2件

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neru1 さん

(女性/20代) 総レビュー数：1件

堅物攻め、受け優位が好きな方に

ネタバレ

2025年9月2日

このレビューはネタバレを含みます▼ 人心掌握に長けていて国すらも動かせるレーリオに振り回される、初心で堅物なジェイドの描写が微笑ましく、堅物攻めと受け優位が大好きなため大満足でした。
ここまで攻めの堅物・初心度が理想的なことはなかなかないため、ジェイドの存在が本当にありがたいです。同じような癖の方に強くおすすめしたいです。

また、個人的に中世風？の作品は設定が頭に入ってこないことも多いのですが、整理整頓された文章で世界観・情勢がすんなり入ってきました。

欲を理性で押さえつけていたジェイドと、"遊戯"よりもジェイドを選んだレーリオが下巻ではどうなるのか楽しみです！

3件

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nico さん

(－/－) 総レビュー数：2188件

遊びが本気になる過程

ネタバレ

2025年10月1日

このレビューはネタバレを含みます▼ あらゆるモノを駒としてしか見ていなかったレーリオが、ジェイドにだけだんだんと違う面を見せていくのが良いです。オディスがレーリオのジェイドに対する態度を見て「好きな子にイジワルしてる感じ」みたいなこと言ってますがホントそれ！しかし本人無自覚だし。次の巻で2人の関係がどう進んでいくのか（手綱はレーリオが握るだろうけど）楽しみです♡

0件

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のんたんさん

(女性/－) 総レビュー数：221件

設定は好き

ネタバレ

2025年11月17日

このレビューはネタバレを含みます▼ 生真面目で朴訥な騎士団長×全てが見通せるほどの頭脳を持った貴族公子のカップリングです。
こういう設定が好きというか、受けが頭が良く、見た目も良く、しかし頭がいい故に心がどこか人間的な部分で欠落しているみたいな設定が好きなので、非常に期待して読みました。

期待して読んだせいもあると思いますが、期待外れでした。
こういう作品あるあるなのですが、頭がいいとか全ての人間の言動が掌握できるみたいに言い切るキャラクターで、本当にそうだな、頭良いなと思った事があまり無いです。
こちらの作品も例に漏れず、そう言い切るのになぜ第2王子に反感を買わせるのか？そのお付きの騎士の行動が読めないのか？最後無駄にのこのこ自分で敵陣に乗り込むのは何故？
掌握できるなら、第2王子側に反感買わせないやり方ができるのでは。最後もわざわざ自分自身で乗り込む意味もないし。物語として緩急つけるためなのは分かりますが、最初にそこまで受けは頭が良く他人の全てを掌握できるが故につまらないと描写するのなら、無双してほしいんですよね、その頭脳で。
そういう風に自分で言うだけで、全然無双してませんでした。まあ人間って読めないから面白いんだよ的な美談にしたいからこそなのは、分かるのですが…期待とは外れてしまいました。

また作品の7-8割くらいがずっと受けと攻めが相手をどう思うか、みたいな描写ばかりで、それでいてお互いが好きになったきっかけも甘く、心が揺さぶられませんでした。
ただエンディングに向けて用意された筋書きに沿って好きになっていきましたというくらいに思え、こんなに独白が多いのに作られたキャラクター感が強く、人間味を感じませんでした。

しかし設定自体は本当に好きなこと、あまりにも読みづらい文章というわけでは無い、という点でとりあえず2の評価にしておきます。ただ、1部表現として「〇〇して…ドサッ。」という文章等はおかしいと思います。ドサッとベッドに下ろした、等、オノマトペで終わらず後には文書が続かないと違和感です。

そういった点もあり、私自身は飛ばしてしまった為読み返さないと思います。

ただ設定が心底好きで、2人の交流だけがふんだんに描かれていたら萌える、という方は全然問題なく読めると思いますので、おすすめはします。

2件

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作家名：天岸あおい / 爺太

ジャンル：ライトノベル BL小説

出版社：パルプライド

雑誌：ヴィオラ文庫

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