ネタバレ・感想あり蜜の宿のレビュー

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濃蜜の宿
2026年1月10日
繙いてみてまず思ったのは、本作は、2022年に週刊現代に連載された「女芯めぐり」にシチュエーションが似ている、ということ。主人公は還暦過ぎの男だが、「女芯~」の主人公がセミリタイアしていて過去の女を訪ねてまわる、という筋書きに対し、本作の主人公は、定年後に起業したなかなかの元気印。それでいてロマンスの相手はただ一人。20年の時を経てふたたびの邂逅を遂げ、旅先の宿でしっぽりとなる。最近めっきり寡作となった著者だが、目下の最新作でもヤマ場への持って行き方はさすがの筆力。限られた紙幅で、肛門舐めや様々なプレイをギュッと詰め込んでなかなかの濃密度。この部分は短編「今夜は感じすぎるの」を彷彿とさせる。似たようなセリフもヒロインの口から突いて出るし。
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