ネタバレ・感想あり推しとは結婚できません!~最強魔術師様の結婚相手がわたしだなんて、めちゃくちゃ解釈違いです!~のレビュー

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設定が色々と違和感
ネタバレ
2025年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 推しに好かれるも、「私なんかが恐れ多い」で逃げまくるパターンは多数ありますが、こういうのって、一歩間違えれば単なる意固地なヒロインに成り下がるだけなので、かなり綿密に設定や描写をしないといけない意外と難しいジャンルなのかな?と思わせられたストーリーでした。

ヒロインまず皇女で時期女王、地位もお金もあり、父王にも大事にされているのに何故「私なんか」の思考になる?名ばかり皇女で皇宮内での立場が悪いとかでも悪評もないのに。ヒーローはかなりどストライクに溺愛を公表していて、誤解する隙もないのに。ヒーローがヒロインと結婚したいと望んでいるとしっかり伝えているのに、かなり前向きに他で自分の配偶者を探そうとする様は結構失礼というか、かなり無神経では?ヒーローが推しで、ヒーローに幸せになって欲しいなら、結婚してあげればいいのに。推しの幸福願うと言いながら、悲しませるような方向に持っていこうと躍起になっている様は痛々しいくらいです。

あと、ヒロインの言葉遣いが皇女にしてはかなりカジュアルというか、現代風。設定は時代ものではなく、現代なの?「いいよ。会う。」とか、時代ものなら淑女の教育受けてるはずだから、「大丈夫よ。会うから通して」くらいになるのでは?と。要所要所でヒロインの言葉遣いが現代の高校生が友人や家族に話しかける風な喋り方になるので、気になって話に集中出来なかったです。

また、このヒロインが推し活費用捻出のためにカフェをオープンして自らたまに出勤するのですが、その店オープンの初期費用は国庫予算?自分のお小遣いならかなり膨大なお小遣いを頂いてるんですね、みたいな。しかも市街で働くとか護衛体制強化しなきゃだし、皇女1人街中で働かせるのにも追加の手間や費用が嵩むことを時期女王がご存じないのかな?

なんか皇族なのに一般市民みたいな振る舞いのヒロインに違和感ありまくりでした。
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作家名: 鈴宮 / 真久
ジャンル: ライトノベル
出版社: パルプライド