ネタバレ・感想あり黒王子は今宵も悪役令息を眠らせないのレビュー

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内容情報が少なかったのでネタバレ
ネタバレ
2025年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 奈良千春先生のカバーだ!!しかも大好きな悪役令息!と思ってすぐに購入を検討したのですが‥情報の内容が「α王子の呪いを解くのは転生Ω悪役令息の真実の愛」だけだったので内容が何もわからず困惑w
同じ気持ちで購入を迷ってる方のために簡単にストーリーをネタバレします。

一言で言うと、悪役令息の乳首責め
って言うのは冗談で、いや間違っていないんですけど(笑)
前世で悲劇の事故で亡くなった主人公は悪役令息のオメガとして転生します。そこで呪いにかけられた王子と出会うのですが、運命の番なのか互いに強く惹かれます。
しかし主人公には他に自分の命を失う悪役令息断罪ルートになってでも成し遂げなければならないことがあって‥‥

というストーリーです。
奈良千春先生の挿絵がいっぱいあって最高でした。バーバラ先生のお話ですので乳首責めがメイン?w!なんですが、奈良先生の挿絵も乳首がツンッととんがっていていつもより少し大きめに主張していてめちゃくちゃエロスです。それに奈良先生の挿絵の絡みシーンがすごく多く。一冊の小説で奈良先生のエッチな絵が(数えたんですがガッツリ睦み合ってるシーンが4枚も!)こんなに見れるなんて感動ものです。受けの子も筋肉質でかなりかっこいいですし、少しウェーブのかかった黒髪で人を嘲るような視線で見下すようなキャラで素敵すぎます。攻め様は、ロングヘアがかなり長くて素敵でした。
感情移入できない
ネタバレ
2025年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ まずあらすじが何も分からない内容なのはなんなんでしょうか?売る気あるのか?
オメガバースの世界線で、呪われた王太子×転生悪役令息ものです。

少し読んで設定が好きそうだったので買いましたが、買わなくてよかった。受けの行動に全く納得がいかないこと、妹とのやりとりも不自然であること、物語がダイジェストなのかと言うくらいただ単に2人の交流にだけスポットが当たっていて他のことは適当にしか描写されていないことが、個人的に面白くないと感じた点です。
・受けが頑なに「俺は番にならない!運命じゃない!妹こそ幸せになって王太子と結ばれるはず!」と断固として攻めを受け入れないのですが、とにかく理由が納得できない。妹の気持ちなんてお構い無し、聞こうともせず勝手に「王太子と結ばれるべき」として裏工作して、死のうとまでする。妹からしたらいい迷惑では?独りよがりの自己満足です。いい兄でもなんでもない。
・というか、転生をお互いに気がつくのも変では?目が合っただけで気が付くのか?謎
・王太子の相手候補のコンテストやらの設定も甘いと思いますが、何よりもその候補たちほとんどを序盤で適当に数行程度の描写で脱落させること。なんで?きちんと書かないと、受けの功績が何なのかわからない。設定として出したのならきちんと描写して欲しい。唯一描写した1人も呆気なく退場…。
・妹も、兄が突っ走ってるのに何度も会う割に止めようとしないのはなぜ?攻めに任せず、まず受けの本人の思考が空回りしていることをきちんと指摘した方が。
・そんな逢瀬をする兄妹を傍から見ていたと攻めがいいますが、その逢瀬自体の描写も少なく、攻めもいつ見ていたのか不明。ダイジェストすぎる。
・最後は愛の力で解決!呪いをかけたのが誰かなんてどうでもいいよね!とはならんだろ。あまりにもご都合主義すぎて。
・攻めも「運命だから」という理由だけで受けを全肯定しますが、もう少し疑ったりした方が。ただ溺愛要員という感じで人間味がないです。

とにかく2人の交流とエロシーンのみに特化した作品で、それ以外は書きたいところだけ書いたというような内容に思いました。
呪い、オメガバース、悪役令息、というすきなシチュエーションで期待してしまった分、その内容の濃密では無さに萎えました。

ただ細かいことが気にならず、溺愛攻めオメガバースなら楽しく読めるという方にはいいと思います。
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 竹書房