序盤の資料の作り込み等で期待させ、中盤の展開で『こりゃ映像化すると映えそうな内容だなぁ』という評価になり、1巻の落ちで微妙な感じになる。決して悪くはないとは思うのだが、どちらかといえば中高生向けかなと感じる内容。
この落ちにするなら読者が納得できる内容の伏線をこれでもかとばら撒いておく必要があるのでは? という感覚は某国民的RPG映画ユアストーリーにも通じるものがあり、某ひぐらしはその点巧みに長期間にわたってネタをばら撒いたことで半ば強引に成功させたんだなぁと改めて感じた。
総じて読後の感覚が微妙。壮大というか突拍子もないというか、唐突にぶっ飛んだ真実が提示されて、それが妄想なのか陰謀なのか捏造なのかフェイクなのか…、といった感じでついていけないまま終わる感じ。
……と思いきや、アルファポリスの公式サイトを見るにどうやら続きが存在するらしい。内容は未読だが、なにやら章タイトルだけ見ると面白そうな感じではある。1巻の内容がある前提の上で続きが出て、面白くなるなら評価は変わる可能性はあるか? くらいの作品。