ネタバレ・感想あり追放された【重力使い】は万有引力を支配し、最強に至る(ノベル)のレビュー

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好みじゃなかった
2026年7月12日
わりと暗い、重い設定と、わりと比重の多くを占める意味の無いラブコメっていうか、サヤ当てというか。1巻の途中までしか読んで無いんだけど、他種族が正体を隠して無理矢理に人として生きる必要性とか意味がわからないんですよね。こういう設定ってたまにみるんだけど。人が人であることを隠してサルに混ざる意味はないでしょと思うというか。人としての幸せはすべての生き物に共通の幸せであるという前提が無いと成立しないので。ファンタジーの仮定って仮定になる条件が少なければ少ないほど違和感が少なくなると思うので。前提として他の生物が人と同じことに喜びとか意義を見いだす、正体隠して人として生きるほうが幸せであるという前提に違和感を感じてしまうため、好みではなかった。だからこれ系の場合、説得力のためには不可抗力、人間だと思われて拾われて人に育てられたとかのエピソードが必要なんだけど。それかある程度育ってから自ら人間に憧れたとか。これ、わかってて拾って、本人もわかってる設定っぽいけど。小さいうちから人類に都合よく洗脳して育てた話と解釈すればいいのかな?たぶんそういう話として読ませたいわけじゃないと思うけど。価値観が同じならそもそも共存できるはずなので、そういう意味で矛盾を感じるというか。個人的な感覚ではあるが、この作品にファンタジー的なリアリティ、説得力を感じなかったため、好みではなかった。
文章などについては実力のある作家さんなので、完全に設定に関する好みの問題ではある。
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作家名: 茨木野 / ろこ
ジャンル: ライトノベル
出版社: 双葉社