猫です。
粋で鯔背な江戸っ子(猫です)たちが巻き起こす、人情味(猫です)溢れるお江戸び~える。
もぉやだ、へび子先生の茶目っ気たっぷりな猫づくし(笑)
どちらかと言えば犬派ですが、これは猫派に鞍替えしようかしら…
色男番付とっぷすりぃに入る魚屋の清二。男気溢れる色男。本人曰く、三位って微妙(笑)面倒見がいい兄貴分。かっけ~っ。
清二の家の居候にーと弥源治。色気ある男前だけど、にーとで色に走りやすいのがタマにきず。でもね、憎めない可愛いヤツなんです。読み書き出来ないコンプレックスも手習いしてみたり、仕事探そうと頑張ってます。
この二人を中心に、悲喜こもごも。笑いあり涙ありの素敵な物語です。へび子先生は、どうしてこうも情を揺さぶる話が上手いのか……どの作品も、涙を誘うんです。
弥源治が拾って来た仔猫のぼん。かっわい~。ぼんとお友達の三吉。そして手習いの先生。彼等の話はたまりません(泣)
丁稚の定吉のエピソードも涙。
BL色はまだまだ薄いけど、清二が弥源治を大事に思ってたのが素敵です。
これから先の展開に期待したいところですが、残念で仕方ありません。へび子先生の作品は、読めるだけ読もうと思います。作品集には未完の作品もあるとか…読みたいです。
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