ネタバレありの感想です。
読み始めたときは、たいがと杏璃の恋のお話なんだと思っていましたが、たいがは黒鉄のことが好きになり、両想いになる。
これは仕方ないと思います。
だって、黒鉄めちゃくちゃかっこいいんですもん!!!
鬼面仏心そのものって感じで。
照れ屋なところもめちゃくちゃぐっときました。
前にも彼女いたくせに、女子はべらせてるくせに
たいがにはめちゃくちゃ初々しい思春期男子みたいな態度なので
そのギャップがもうたまらなく可愛くて!!
一気に大好きになりました。推しになりました。
けじめをつける、恋人よりももっと深く、と考えた結果
結婚しようという想いに至る黒鉄
めちゃくちゃかっこよすぎませんか!!!
場所も、直球な言葉も100万点のプロポーズでした。
高校生であんな素敵なプロポーズ、、、
結婚式もいつするとか決めてくれてて、式場見学とかも予約してくれてて
もう、なんなん!!って感じでした。
照れ屋なくせにみんなの前で結婚式の話してくれて、好きだー!!!!
修学旅行のときに、たいがが杏璃とことも好きだと黒鉄に伝えたとき
そのときは、「そうか。」としか言わなかったけど
翌日に、感情むき出しで気持ちを伝えたシーン
いつもの黒鉄じゃなく、嫉妬むき出しのただの1人の男って感じで
すごくすごく愛おしかったです。
ぎゅーって抱きしめてあげたい!!!!ってなりました。
ほんとにたいがのことが大好きなんだなって感じたシーンで、とても好きなシーンです。
杏璃の家のゴタゴタがあり、黒鉄は杏璃の家と揉めてるのに、杏璃のニューヨークでの居場所を聞きに行ったり、樹人とせなはニューヨーク行きのチケットを手配して、空港まで送ってくれたり。
黒鉄の気持ち考えたら、やるせなさすぎて、しんどかったです。
どんな気持ちでたいがのこと送り出すのか考えただけで、
黒鉄推しなので、苦しすぎました。
大好きなのに、大好きな人を送り出すって、どういう感情!?
ニューヨークではまた、偶然に出会えて
喧嘩みたいになりながらも、両想いだということがわかって
めでたしめでたしではなく
黒鉄推しとしては全くもって全然納得していません!!!!
杏璃×たいがは順当なカップリングなのはわかっていますが、黒鉄が可哀想で仕方ないです。
絶対に幸せになってほしいと思うし、なんなら私が幸せにしてあげたい。