絵が綺麗で可愛いだけでなく、ストーリーもしっかりしていて、全203ページで1つの話だったので、読みごたえがありました。途中、レ○プなシーンもあったり、少し病んでいる感じもあるので、それでも大丈夫な人にお勧めしたいです。最後は幸せな終わりかたでした。
6~9ページまで、この本で使用しているαβΩの設定の説明書きが丁寧に載っていて解りやすいです。でも、元々、αβΩの設定を知っている方なら、ここは読まなくても大丈夫かと思います。
107ページ以降は番外編みたいな感じで、「α×αの話」はギャグ要素強めで、「β+αの話」は心暖まる教師視点の話で、「α×βの話」はサブキャラの子の恋の始まり、「α×Ωの話」はメイン2人の幸せなその後シーンでした。どれも、良かったです。
1度目はオウギ君の視点で、2度目はカナエ君の視点で、読み返したくなる、せつないお話でした。