実際に子供がそんなこと出来るわけない!とかいうことではなく、全体的に設定が甘い。孫がいるということは子育て経験のある女性のはずなのに、子供に対する知識や気遣いがむしろ昭和のおじいちゃん。おじいちゃんが女の子に生まれ変わったなら納得するところが多数ある。その割に女性的な知識を披露するし、6年前に死んだ設定の割に世情を知らなさすぎる。だから最初、死んだのは実は何十年も前なのかな?と思った(孫の名前もサダヲだし、所々知識や認識が古すぎるのは伏線かと思った)。作者も編集も身近にお年寄りや子供がいないのだろうか? いないなりに、もうちょっと想像力が欲しい。