ネタバレ・感想ありおばけたんごのレビュー

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普遍的名作
ネタバレ
2024年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 違う時空の世界で出会ってもきっとあなたと何度でも巡り会う。短編小説や映画の様な作品です。ルックバックの考察動画で漫画家のきたがわ先生が作品名を出されたので再読しました。懐かしいし、構図も美しい感服しました、くらもち先生の久しぶりに他の作品も再読しようと思いました。りくちゃんに本当の気持ち伝えてきっと、、と願ってます。
どうしたらこんな漫画に仕立てられるのか!?
2023年9月17日
何処にも居ないでしょう。こんな風に描ける漫画家は。
大きくふたつに分かれ、後半はボウル直撃による脳内別建てストーリー。パラレルワールドのようであり、作者二種作成のまるでオルタナティブ展開のようでもあり。しかも、結論は結局、というのが巧みなのだ。

思春期特有の、素直になれないところ、或いは、好きな人に女らしさをアピールだなんて絶対やれないところ、寧ろ無理無理に三の線で突っ走ってしまうところ、その辺の感覚も、くらもち先生の他作品キャラに通じる、コンプレックスがよく出てる。
しかも本作品は、好きな人に真っ直ぐ向かえない負い目すらあって。

これはリクくんのせいではない。主人公のせいでもない。端午くんと言霊が取り憑いている、そんな風に感じる作品。
もちろん、誰を好きになろうとも、本来責められるものではないはず。
しかしその正論は、関係を歪ませた事件に由来して、後ろに追いやられてしまっているのだ。

親の期待、幼少期の自分の気持ち、トゲのように引っ掛かった過去のエピソード。微妙に二人の心に、否三人の頃のその日に兆した影が、ずっと引っ張る。
タイトルのこの感覚は私には、もちろん何となくはわかるけれどもそこまで付けちゃったのは色を付けすぎた感じは残る。

何が起ころうとも、どんな経過を辿ろうとも、ということなのではないか。

読み手は、特に、ハッキリさせたい人には厳しい。
私は、こういう作り方が出来るからこそ鮮度が保たれ、くらもち先生の漫画には、枠に囚われない魅力が膨らむのだと思うのだが。
懐かしいなぁ
2022年6月12日
いつ読んだのかもおぼえてませんが、今も忘れない。
くらもち先生は天才だと思ってますが、天才の一端が伺える作品。唯一無二のセンスがこれでもかって光って眩しい。どういう人生送ってきたらこんな言葉を紡いでこんなキャラを描けるのかなー
あまり知られていないが
ネタバレ
2022年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ くらもち作品の中では地味な存在ですがなかなかの名作です。
子どもの死を絡ませながらも重くなりすぎず、さわやかなラスト。
たんごの死から神様にまで昇華してしまうのも子供らしい発想。
きっと
2019年3月15日
陸ちゃんは憧子ちゃんが陸ちゃんを想うより憧子ちゃんの事が大好きなんだ、うん😊最期の憧子ちゃんを見つめる陸ちゃんが、、、きゅん😄
さらりとやってるけど
2017年1月16日
くらもち先生大好きです。大好き前提の話なんですけど、この話くらもち先生じゃないと描けなかったと思います。イケメンの陸ちゃんとブサイクなたんご、この対比をわかりやすいくらい出してきます。普通の漫画だったら両方イケメンですよ。でもそうじゃない。主人公の憧子ちゃん、自分の素直な気持ちを出すとどうしても自分の汚い部分が出てきてしまうんですよね、周りの目とか。でも結局そういう意味でも自分がいい子ちゃんで引いてばかりいたらなにも手に入らないんですよね。顔だけじゃないけどこういう部分を読者にもハッとさせるくらもちさんはすごいなーと思います。ただ恋愛要素のキュンキュンが少ないので残念だなとは思います。
続きがが見たかった
2021年4月23日
最後が良く分からなくてモヤモヤしているので、続きがあれば良かったな…。
なつかしいのにあたらしい
2019年5月18日
くらもちふさこの漫画は中学・高校のときに読みました!懐かしくなり、つい買ってしまいましたが、改めて今の漫画のように読んだら忘れてしまうような軽い内容ではなく、恋愛から広がるものを感じます。読んだ人が思うように解釈していい内容にスッキリするようなむずむずするような。音楽も漫画もこの時代のものは、良い!
りくちゃんは引く手あまた
ネタバレ
2018年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ で、ちょっとかまってちゃんな同級生にも親切に対応する、誠実な博愛主者、しかもイケてる。こわいものなし。自分の容姿に自信のないばかりにりくを振ってしまう憧子に共感する。頑張れ憧子ちゃん。
てか、たんごのお父さん、無理な追い越しで交通事故、普通の会社員なら、職を失ってるよ。相手の子ども引き取る余裕ないよなっていうのが気になる。
多くは語らない
2017年9月24日
くらもち先生の作品は言葉が少なくて、さらっと読んだだけだの?となることが多く、この作品も例に漏れずです。
でもしっかり絵を読むとヒントがちゃんとあって、陸ちゃんの気持ちがなんとなくわかって、目線が全てを語ってる。何度も繰り返し読んでは描かれない物語を想像してしまう作品です。
多くを説明しない
ネタバレ
2016年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ので謎が多いです。小さい頃読んだときは、たんごは結局生きてるの?どういうこと?と終わり方がよく分からなかったけど、最後にバスケットボールの描写があるのでボールが当たって気を失いそうになったときに憧子がした、端午が生きていたら、という妄想なのか。端午が生きていても結局陸ちゃんに恋をするってことかな。?、陸ちゃんが憧子のことを恋愛的に好きだったのかも謎です。あの不良のお姉さんは?陸ちゃんは格好いいんだけど、心理描写が全くないのでつかみどころがなさすぎてよくわかりません。漫画としては完成度高いと思うけど、くらもちふさこの他の作品に比べたら☆3つくらいかな。もっときゅんとしたい、両想いのハッピーエンドがいいですね、やっぱり少女漫画は
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